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【感想】 Electro Arms -Realize Digital Dimension-


 「来いよ、零示くん、こっちはEAに懸けてるんだ。引き返せるほど安い思いじゃないんだよ」
 「利権も何も知った事か、今後の立て直しなど犬にでも食わせればいい」
 「今なんだ、この刹那なんだよ、大事なものは」
 「ゲームにかかずらうなんて元来一瞬の快楽のためだろう? ああ言おう、現実なんか糞喰らえだと」
 「さあ、きみも見せてみろ、虚飾を排したその本音を――」



男同士の濃厚な友情ホ モ ・ ソ ー シ ャ ルが足りない――!(虚飾を排した本音)

本作の“主人公に思い焦がれる男性(タフガイ)”立候補者であったエヴァンさんは奮闘しましたが惜しくも当選を逃してしまい、ヴァー何とかのアイザックさん、ゼロ何とかの礼さんといった濃厚なラインナップに名を連ねられる逸材が輩出されなかったことは真に遺憾であります。忍ルートのエヴァンさん、決して悪くはなかったものの、先人に比べると執念が、憧憬が足りなかった。ホモソーシャルをリアライズできなかった。しかし、それも仕方のないことで、我らが洋食屋さんの(以下略)昏式社長が宣誓していた法理である、「今回は壮大な謎や強敵とのバトルよりも、各ヒロインを中心にした物語であることの充実感を目指した」からこその結果と言えましょう。グランドルートを廃し、シナリオの犠牲になるヒロインを無くした副作用として、従来の構成ならばより輝けたであろうエヴァンさんがマイナスを一身に引き受けることになったと言えましょう。そう、エヴァンさんは犠牲になったのだ…ゲームマスターの限定解除、コンセプトの犠牲にな…。ああ、それでも、だとしても、自分は高らかに声を上げよう。システムに存在しないならば、自らの脳内に創り上げよう。"Code"♂――《ホモ・ソーシャル》リアライズ!

……。
…………。
どうしよう、前書きで言いたいことを全てリアライズしてしまった(どうしようもない出オチ感)。

・Electro Arms -Realize Digital Dimension-
http://www.light.gr.jp/light/products/electro-arms/


【シナリオ】 B+
 「全力を出せるってのはいいことだ。望んだ通りの戦場に巡り合える機会なんて人生そうあるもんじゃないものなァ。幸せなんだぜ、俺たちは」

とはエヴァンさんの主張ですが、前作のイヴァンさんも同じこと言ってましたよね。
やっぱりアレかな? 名前が似てると考え方も似通っちゃうのかな?(関係無いです)

さて、ヴァー何とかゼロ何とかに続く、チームVermilionの新作である本品は、師曰く、「チームVermilion3作目にして初めて現代日本が舞台、登場人物全員が生身の人間という画期的な作品(←なわけがない)」です。吸血鬼や改造人間は出てこないギロッポンのパンピー物語です(一部、薬物投与等の近代化改修により生身の人間にカテゴライズしてよいのか疑念の余地があるMaejouがいた気もしますが最終的に解体もとい解消されるので本件はクローズ)。やや評価低めなのは、Electro Arms(EA)という半デジタルなゲームにおいて非殺傷なリアルバトルを繰り広げるという世界観なため、ピンからキリまでタマのやり取りがあった従来の作品に比べると緊張感に欠ける嫌いがあるかなと。途中から「安全な娯楽と思っていたらデスゲームになっちゃった☆(てへぺろォ!)」的な王道が展開されつつも、前述したコンセプトの件もあり、少々チュウ・ニ・バトル面が中途半端になってしまっている感は否めません。端的に言うと、もっとハッチャケても良かったのよ、と。主人公が良キャラなだけに惜しい。とはいえ、レオナとの果たし愛は厨二ラブで素晴らしかったです。レオナが男だったら完璧でしたがネ!(それは既に前作で通った道です)


【キャラクター】 A-
ルネッサンス山田劇場。

凄いぞ――本気のルネッサンス山田さんは。舐めてくれるな少年少女。
もう片方の厨二ラインにいる高名な似たようなルネッサンス山田チンピラを彷彿させる零示くんですが、主人公なだけあって出番とセリフ量が段違いです。すごい、フルボイスのチンピラしゅごい。俺TUEEEなチンピラだいしゅき。バルドスカイゼロといい、今年は優秀なチンピラ主人公が誕生しているので、ぼくまんぞく。

そして、本作のタフガイ枠については前書きで言及したので、オッサン枠の若社長。裏で糸を操るインボウ黒幕かと思いきや、その実、ただのゲーマーでした(子供の頃の熱いパトスを忘れていないオッサンは大好きです)。お涙頂戴的なエピソードはありませんでしたが、この人もグランドルートがあればより活躍できたのかなあ。レオナルートでEAがブッ壊された時、FXで有り金全部溶かした人の顔になってたかと思うとシュールで笑えるので、是非ともカットせずに見せて欲しかった……!(ゲス顔)

あと、ブリューナクのアレゲ兄妹とか、サムラーイさんね。後者はどうしてあんな喋り方になっちゃったんでしょうね。忍と腹を割って話している時は普通なのにね。厨二の素質がありますね、彼には。せっかくのMMO的な世界観なので、色んなクランに所属するルートがあると面白かったかもしれませんが、零示くんがあんな性格なので、まあ、難しそうですね。ううむ残念。

え、ヒロイン?
んー。んんんんー。
ジブン、厨二ゲーにオンナは求めてないんすよ(エロゲマイスターにあるまじき発言)。


【システム】 A
ヴァー何とか以来の帰ってきた吹き出し演出。イイヨイイヨー。
今回は3D立ち絵を導入など、中々に攻めの姿勢が見受けられました。揺れるおっぱい。
ただ、ちょっとエフェクトに頼り過ぎかな? とは思いましたが。MMOなゲームなので仕方ないか。
個人的には必殺技名の表記は英語にして欲しかったですね!オサレな感じに!


【総評】 A-
待てよ……行くんじゃない……なんだよそれ気持ち悪い。
チームVermillionなのにホモらないとか意味わからない事するなよ……。
ふざけるな……やっとやっと見つけたんだぞ……?
戻ってこい開発陣ッ!ホモソーシャルをやるぞォッ!俺の同族ッ!
くだらない世間の目なんか捨てて――こっちへ来いよォッ!

などと意味不明な供述をしており、Igelでは精神鑑定も含め動機の解明にあたる方針です。総評としては、「――ああクソ、なんて現実(クソゲー)」と弾丸で自らの脳漿をぶち撒けたい気分ですが、それは自分が互いの足らない部分を補い合うような男同士が、相手に理想を投影しながら、同時に妬み、避けられない激突を繰り広げるといった最高点(シチュエーション)を求めていたからであって、一般的な厨二バトルものとしては決してクソゲーではございません。うん、エヴァンさんは間が悪かった。君自身は何も悪くない。強いていうなら零示が悪い(オイコラ待てや)。相も変わらず、チームVermillionはコンスタンスに厨二作品を提供してくれるので、次回作も期待しております。そろそろ登場人物の男女比率が逆転してもいいのよ(はぁと)。

余談ですが、EAの根幹をなす新種物質が日本近海から見つかったことや、"Code"Ωという単語から、前作のジュンルートで海に沈んだ第零式永久機関(オリジナル・クロノ・サーキット)が絡んでいるのかと妄想を膨らませましたが、特にそんなことはありませんでした。そんなプレイヤーは僕だけかな零示くん(貴方だけです)。

【感想】 BALDRSKY ZERO -バルドスカイゼロ-


 「どうしたスコール、手ぬるいぞ」
 「俺は、お前たちは、敵だ」
 「そして世に許し難いものがあるならば、抗うしかあるまい」

 「……はい」
 「理解できたか?」
 「ええ」
 「正しく誤解したよ。やっぱりあんたは、最低だ……!」

 「……エドワード」
 「!」
 「超えて見せろ、この俺を」
 「了解ヤーっ……!」


バルドスカイから早4年――いや、本当に早いわ!出だしからビビったわ!――ファン待望のバルドシリーズ最新作はバルドスカイが前日譚、『バルドスカイゼロ』が無事とは言い難いながらもエンゲージです。延期に次ぐ延期で、「ああこりゃあ年内には発売しないなァ」とばかり思っていたので、マスターアップ報告には目から鱗が落ちながら寝耳に水、青天の霹靂かつ天から降り注ぐグングニールが世界を滅ぼす心境でしたが(言い過ぎ)、世に送り出していただけたからには即プレイからの感想記事アップがエロゲマイスターの責務です。

とか言いながら、クリアから一ヶ月以上が経過しているあたり、個性的ユニークです(自己正当化完了)。

・BALDRSKY ZERO -バルドスカイゼロ-
http://products.web-giga.com/bsz/


【シナリオ】 A
 「ところで一つ聞きたいんだがな、門倉甲中尉」
 「お前、溶けた恋人からレインちゃんに乗り換えようと思ったこと、本当に一回もないのか?」

 ――――――殺す!!!

煽りおる。
精神攻撃は基本。駄目だよエドワードさん、門倉中尉、スルースキル皆無なんだから。
そんなチンピラ系男子なエドワードさん(例に漏れず記憶喪失)がひたすらに走って遠距離からライフル撃って走って遠距離からライフル撃って走りまくって遠距離からライフル撃ちまくる本作ですが、はい、これまた例に漏れず未完結です。うん、知ってた。前作もそうだったし、何故か今年はレミニセンスといいグリザイアといい続編前提だったり続編そのものだったりするから、そんなことだろうと予測しておりました(血涙)。結末を観測していない以上、バルドルマシンや有機AIですらも太鼓判を押した感想なんて書けるわけなかろうなので、とりあえずエドワードさんが過半数のヒロインを撃沈させたことを考慮し、暫定的に評価Aとしておきます。キャラ同士の掛け合いも台詞の言い回しも自分好みであったし、フランルートの終盤では「なるほど、そうきましたか(震え声)」と動じることなくニヒルな笑みを浮かべられる程度であっても一応はサプライズな展開が用意してありましたからね(負け惜しみ)。どうせ後編では中佐やフリントが大活躍する展開が待ってるんだろーうわあーすげぇ楽しみですねオイ。おっさん大好き。頑張れおっさん。超頑張れ。あ、レイモンドさんはお帰り下さい。


【キャラクター】 A+
ジブン、笑顔の絶えない職場って大好きなんですよ――スコールのように談笑しながら見敵必殺する、そんな環境で愉快な仲間たちに囲まれながら日々を生きていきたいですよね(殺される方はたまったものではない)。プレイヤーのエドワードさんに対する評価は賛否両論なようですが、自分はあんなノリの主人公は嫌いではないので大歓迎です。中佐との間で展開されるホモソーシャルは実に良いと思います。ああいう上司と部下でありながらも、男同士の気の置けない関係を築けているというのは、悪くない。実に結構だぞ准尉。あと、フリントとヴォータンの絡みももっと見たいですね。いや、ガチホモ的な意味ではなく。

余談ですが、自分はロリ系で巨乳が大好きなので、ケイの次はマレルにも期待しております。
おっぱいの大きい良い女だったと中佐に言わしめたマレルに期待しております。


【システム】 S
バルドシリーズお馴染みの戦闘(アクション)は3Dに進化し、より臨場感を感じるようになりグッド。
まあ、残念なくらいヴォータンが弱かったけどネ!もうちょい基本的な難易度が高くてもいいのよ。
他に特筆すべき点として、前作BGMが有効活用されていたのが好印象です。卑怯ともいう。
とりあえず『Assault And Punishment』を流していれば盛り上がるという風潮――確かに。
そして、何よりも――ジンキ信者なので原画・綱島志朗せんせーは最高だぜ!!


【総評】 A+
「バルドスカイゼロ面白ぇ!よし、次のルートだ!」CG回想100%

さすがバルドスカイの前日譚。真似しなくていいところも本編そっくりだぜ(褒めてません)。
とりあえず、総評を書くにあたり、ここで参考までに前作の感想記事を見てみましょう。――――参考にならねぇ!4年前の自分、クリア直後のテンションで何ら恥ずかしげもなく思考放棄して書き殴ってやがる!糞の役にも立たない!……しかし、まあ、前編同士の比較なら、Dive1よりゼロの方が個人的には楽しめました。失礼ながら、度重なる延期や完全新作でないことから、正直あまり期待値は高くありませんでしたが、だからこそフランルート終盤の展開が自分好みで打ち震えたことが、却って手のひら返しに繋がるという結果に。決して自分が綱島志朗さんのファンだから絶賛しているわけではないです。いやはや、やはりバルドシリーズっていいものですね。未完結とはいえ、十二分にダイブできたのでボカァ満足です。だからこそ、今回はこの一言で締めたいと思います。

後編はよ。
(こいつ、微塵も満足してねぇ…!)

【感想】 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(映画)


 鹿目まどかは世界を変えた。
 その後の世界で、魔法少女が見るのは、
 希望か、絶望か。



お久し振りです(更新が)。提督として鎮守府に着任してしまったが故に、夏コミから今日までブログ完全放置という悪鬼羅刹が如き悪行を為してしまいましたが、お陰様で提督Lvも三桁を目前となりました。長門?知らない子ですね…。 よって、今後は心を入れ替え、天下にエロゲを布くという当ブログの存在意義に則り、バリバリバンバンとエロゲ感想記事を書き綴ることで、エロゲマイスターとしての職責を果たしていきたいと思います(宣誓)。

・魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
http://www.madoka-magica.com/

宣誓直後、初っ端からエロゲではない。まさに叛逆の物語。本日のこの時間はバルドスカイゼロの感想をお送りする予定でしたが、ワルプルギスの夜の影響で急遽番組を変更し、まどマギ映画の感想を書き綴らせていただきます。あらかじめご承知おき下さい(事後承諾)。


【シナリオ】 A+
 「ひとりぼっちになったら駄目だよ、ほむらちゃん」

ほむら「せやな!」

あ、ありのまま新編で起こったことを話すぜ! 最初、円環の理に害をなす何者か(そうだね。インキュベーターだね)から、愛しのまど神さまを守るために暁美ほむらさん(独身)が孤軍奮闘するお話かと予想していたら、インキュベーターを懲罰した後、自ら神座を奪い取りに赴いていた! な、何を言ってるかわからねーと思うが、マミさんも何をされたのかわからなかった……ほむらさん、神咒神威神楽でいうところの夜刀さまポジションかと思ったら完全に波旬だった……あまりにも自分好みの展開過ぎて頭がどうにかなりそうだった……希望だとか絶望だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ……もっと恐ろしい欲望(もの)の片鱗を味わったぜ……。

――まあ、途中、記憶を失ったまどかの本音を聞いて目をキラキラさせていた時点で、「あ、これアカンやつや(歓喜)」とは思いましたが、よもやガチで円環の理に亀裂を入れるとは誰が予想できたでしょうか。まさに、それこそが――ほむらさんの女神に捧ぐ愛だ。他は何も見えない。聞こえない。ただ忘れないだけだ。ほむらさんはまどかを愛している! 許さない。認めない。消えてなるものか、時よ止まれ――ガチレズって怖いなと思いました(小並感)。


【キャラクター】 A+
ガチレズとヤンデレが融合(フュージョン)し、魔女すら超越した暁美ほむら改ニさんに敵はない。BOT化待ったなし。「偽物かもしれない」と疑っていたまどかに押し倒された時、満更でもない表情というか、すげぇ嬉しそうでしたね貴女。自分の中でのほむほむ……いや、ほむらさんの株が急上昇しました。ストップ高です。是非とも最期はまど神さまと、Dies iraeの水銀と黄金のような情事(ガチバトル)を繰り広げて壮絶に散って下さい。今後とも応援しております。

しかし、マミさんや杏子の前にほむらさんが消えるとは意外……いや、そうでもないか。
ガチレズだものね。まどかなしには生きられない身体にされちゃったんだものね。


【総評】 A+
『ほむほむさん、やっちゃったねえ』(劇場パンフレット、インタビュー記事より)

自己愛ならぬまどか愛という渇望から宇宙の一部をもぎ取った求道型の覇道神ほむらさんは紛うことなき第六天。かくいう自分、アニメ本編エンドに対しては“鹿目まどかを助けるためだけに生きてきた暁美ほむらが、肝心のまどかが犠牲になる結末を受け入れるわけがない”と感じていた派なので、新編の展開には感涙に咽び泣きながらのスタンディングオベーションをせずにはいられません。――ああ、自分が探し求めていたまどマギの終焉はここにあったのだ。愛という名の欲を貫く……この安易なハッピーエンドに終わらせない手法、まさに虚淵作品の集大成といえましょう。ブラボー、おお、ブラボー!やはり沙耶の唄エンドこそが大正義だったのだ!沙耶は可愛い!(まるで無関係)

旧来の虚淵ファンではないまどかファンの方々にはフルボッコにされかねない内容だとは感じましたが、自分にとっては至高の作品でありましたので、また観に行きたいと思います。ほら、三週目はフィルムも貰えるしね!(本音)

あ、来場者特典のミニ色紙はまど神さまでした。やったぜ。

【感想】 君と彼女と彼女の恋。


 「何でだよ……?」
 「何で、俺が、こんな目に遭うんだよ……?」

 「私との愛の誓いを破った」
 「裏切り者だもの。当然でしょう?」

 「だから、俺はお前を裏切ってなんて――」
 「私はね、貴方に言ってるんじゃないわ」

 君に、言ってるんだよ



その展開は読めていたぞ!(生まれたての子鹿のように震えつつ恐怖に失禁しながら)

・君と彼女と彼女の恋。
http://www.nitroplus.co.jp/game/totono/


【シナリオ】 A
 「私が欲しいのは――『君』の言葉」
 「画面の向こうの――『君』の気持ち」
 「そう……君!」
 「私は、君に、恋してるの!」
 「君を、感じていたいの!」
 「君が、好きなの!」
 「君しか、要らないの!」
 「だから、君も――」
 「私を、好きで、いてくれてるよね?」


あ、愛が…重い…ッッ!!

未だかつて、ここまで超重量級のラブを投げかけてくるヒロインがいただろうか。いやない。
プレイ前は恋愛系エロゲにありがちな主人公とダブルヒロインとの三角関係をテーマにした青春ラブコメ(注意:一部、暴力的・猟奇的な表現が含まれます)かと想像しておりましたが、いざ読み進めてみるとカミサマやらゲームやらアップデートやらとメタメタしい単語が飛び交うセカイ観。この時点でヤバそうなヨカンをヒシヒシと感じつつも、初周の美雪ルートを終え、二周目でも最初とまったく同じ選択肢を選んだ――にも関わらず展開が異なり、何度か試行錯誤を繰り返す内に美雪さんの言動にちょっとした違和感(クエスチョン)を抱き始めたところ、タイトル画面に戻ったらなんか終ノ空になっていたでござるの巻(察し)。

いま目の前にある危機から目を逸らし、「寝取られって楽しいよね!」と自分の性癖ドストライクなアオイルートの展開に大興奮してベッドの上でアオイさん+声が無駄に可愛い男の娘と一緒になって裸踊りを堪能していたところ美雪さんがベッドの下からコンニチハ「待ってなさい。下から取ってくるから」

ハッピーバースデー・トゥー・ユー!(物理)

 「君はね、ずっと、ずっと、永遠に、私のルートに入る選択肢だけを選んでいれば良かったの」
 「それが、永遠の愛を誓った君の、務めでしょう?」
 「私がどれだけ、アオイルートを阻止しようとしたか……君なら、わかるわよね?」
 「なのにどうして、私の気持ちに応えてくれないの?」
 「言ってよ! ねえ、私が誰より好きだって!」


そしてごらんの有様である。美雪さん、永遠の愛や運命がどうこう言い始めたあたりで一周目ないし平行世界の記憶を継承していることは薄々感じてましたが、キャーこっちに矛先がムイター!!

しかし、美雪さんの仰るとおり、いち主人公である心一が選択しようのない言動を強いたのは他ならぬ自分。
ここは紳士なエロゲマイスターとして、真摯に彼女からの糾弾を受け止めるとしましょう(ジェントル顔)。

 「どうせデータをロードし直して、またやり直せばいいとか、思ってるんでしょう?」

ヨマレテルー!?

その後、物語は『君と彼女と彼女の恋。~リンクジョーカー編~』に突入。リバースしてゲームマスター(仮)と化した美雪さんにセーブ&ロードを始めとした各種システムをバインドされループ地獄に叩き込まれます。なんという無限の拷問。さすがの黄金の魔女ベアトリーチェもこれには苦笑い。インターフェースが90年代チックなのが余計に恐怖感を煽る。もうやめて俺のライフはゼロよ!!

ここで攻略めいた雑記。この無限ループという名の大欲界美雪道から脱出するには、“好感度を下げる選択肢を選び続ける”もしくは“好感度を上げる選択肢を選び続ける”の二つの方法がありますので、お好きな方をお選び下さい。血生臭いのは前者、エロいのは後者です。……あ、いや、前者もキス懇願がエロいか。エロいな。とりあえず現時点でセーブデータのバックアップを取っておけばうわなにをするやめろー(フェードアウト)。 セカイ改変イベントが進行したら、またもループ地獄に拉致されますが、慌てず騒がずエロシーンを回収しつつ美雪さんの隙をついてスマフォのロックを解除し、カミサマとの通話を試みましょう。ちなみに、ここらへんはランダム要素が絡んでくるので攻略サイトはあてになりません。フハハ。辛いぜ。

無限ループを超えた先に待っているのはラストイベント。ダブルヒロインの二者択一。
セーブなんて、できない。やり直しなんて、きかない。それは、美雪やアオイに対する裏切りだ。
我々は、この選択肢を、一度しか選べない。美雪と、アオイ、どちらかの結末しか見られない。
やはり現時点でセーブデータのバックアップを取っておくしか……き、貴様、何故ここに!(ヤメロー!)

セカイは再構築され、二人は幸せなキスをして終了(半分嘘)。
なお、自分は性的に屈服させられたので美雪さんを選んだ模様。
女性経験の欠如した喪男が美少女に迫られたらコロッと落ちる良例と言えましょう。


【キャラクター】 A
ニトロ作品にしては珍しく、登場人物はたったの5名+1匹+カミサマ+プレイヤー。最初は心一にボイスがないことに何でやねんと思っていましたが、意図的に無個性かつ無音声なアバターに徹せさせることでプレイヤーと同期させるという意味で大成功であったと、結果的に納得でした。あとは……うん、もう美雪さんのキャラが濃すぎて美雪さんさえいれば後はどうでもいいかな(完全に洗脳されている)(アオイも寝取られヒロインとして嫌いじゃないのだぜ)。


【システム】 S
エロゲ史上最高のシステム頑張り物語。スクリプトすごすぎィ!(ビクンビクン)
美雪によるアップデート以降のシステム規制は斬新でした。最後の二者択一も実にグッド。
仕様上、既存セーブデータが使用不可になってしまうので、見直すのも一苦労でしたがそれも一興。
あ、それと高速スキップが高速スキップでした。素晴らしい。ありがとうニトロ。そしてありがとう。


【総評】 A+
 セーブデータを退避させる?
 ゲームを再インストールする?
 どんな手を使ってでも、両方のエンディングを見る?
 いいだろう。
 それは君の自由だ。
 ただの主人公の俺には、止めることができない。
 カミサマだって、阻止できやしないだろう。
 でも、これだけは言っておく。
 それは、美雪に対する裏切りだ。
 それは、アオイに対する冒涜だ。
 君が、本当に彼女たちを想うなら――
 君が、正しい結末を迎えるなら――
 選択肢を選べるのは、一度きりだ。


正直すまんかったと土下座する覚悟はできている(結局アオイエンドも見た)。
だが、待って欲しい。我々が本当に美雪とアオイの二人を想うなら、両者をまとめて幸せにするハーレムルートを選択して然るべきではなかろうか。前作『スマガ』の主人公のように、ヒロインたちを全裸にして横に並べ尻を向けさせる満漢全席を目指して然るべきではなかろうか(ナチュラルにゲス発言)。しかし、残念ながら、現実に選べるのはどちらか片方のみ。であるならば、誠に遺憾ながらすべてのヒロインの幸福を祈る八方美人で優柔不断なエロゲマイスターたる自分は両エンドを見るしかないじゃないか。ああ、残念残念、残念至極! 非常に極めて実にどうしようもなく残念だ!

下劣畜生な自己弁護という名の言い訳を終えたところで総評――ありそうでなかったエロゲに対するアンチテーゼ的な作品。……うむ、便利な言葉であるな、アンチテーゼ。とりあえずアンチテーゼと言っておけばもっともらしい帰結になるような気分になる。タームとかトートロジーとかアイロニーとか、そういう専門用語も決して平易な日本語に訳すことなくバンバン使っていかないとな、って黒須太一も言っておりましたと閑話休題。何にせよこれまでになかった画期的な作品であることは疑いようもなく、相変わらず流石なニトロプラスのチャレンジ精神というものを垣間見れた作品でありました。エロゲ業界がある程度に煮詰まった今だからこそ作れた、とでも言うのだろうか……(心霊番組ナレーション風)。

あと、エロかったです!(すっげぇ爽やかにフェードアウト)

【感想】 レミニセンス


 「私が本当の世界を見たいと言ったら、ひーくんはどうしますか?」


 第1部 暁の護衛
 第2部 暁の護衛~プリンシパルたちの休日~
 第3部 暁の護衛~罪深き終末論~
 第4部 レミニセンス ←NEW!
 第5部 ?????? ←NEXT!

知ってた。
知ってた…(震え声)。

・レミニセンス
http://www.tigresoft.com/reminiscence/


【シナリオ】 A+
偉い人の権力(コネ)で誰もが憧れる特務官へとクラスチェンジした落ちこぼれ臨時教師・島津秀隆が、同僚からは疎まれつつも、天性の才能と持ち前の行動力により、次々と難題プロジェクトを解決していくサクセスストーリー。

 「まるで……本物の空みたいですね……」

過去から来訪した少女。

 「偶然は必然とも言うしね、僕は臆病な人間だから気を緩めないよ」

立ち塞がるライバル。

 「本当は知ってるんじゃないのか? 冷凍保存されていた地上時代の生き残りがいることを」

手に汗握る駆け引き。

 「姉さん……」

死へと誘う姉の幻影。

 「目の前に敵が居るんだ。さっさと殺しに来い」

馬鹿みたいに強い前作主人公。

 「次は―――次こそは、ドリームタウンのために……」

闇で蠢動する陰謀。

 「地位やプライドも大切ですが、最も尊く大切なものはお金です」

そして、憧憬し、信頼していた人の裏切り……。

 「オレは仲間や家族を失うつもりもないが、恋人を失う気持ちも毛頭ない」

果たして、地上と地下の境界線の先に彼が見るモノとは――。


【シナリオ】 B+
レミニセンス、未完!

知ってた。
知ってたわ!

個別ルートに入った途端に真面目に仕事しなくなる秀隆さんと、終盤になるにつれて増えていく誤字・脱字とシナリオの不整合から「あ、これ、やっぱ暁の護衛とおんなじパターンや」と嫌な予感を抱いたというか確信してしまったユーザは自分だけではないはず。ああ、知っていたさ。マスターアップ報告がギリギリだった時点で薄々と……いや、かなりの高確率で投げっぱなしジャーマンENDになるであろうことを、前作経験者はあらかじめ予測していました。キズナ・ユウキ・恭一の記憶と地上で起きた事件、姉の幻影の真実、秀隆を刺した犯人、立花姉妹との確執、高坂特務官や敵に回った竹内特務官との戦い、大河内代表のホープタウン崩しはどうなったのか。あ、次回作ですか、わかります。ふふふ、ふははははは!(泣き笑い)

共通ルートは間違いなく評価A+です、ハイ。
くっそ、くっそ……。

でも、秋ルートは嫌いじゃないんだなこれが(ツンデレ)。


【キャラクター】 A+
 「これがじゅうさ……」
 「若い女の子の肌と言うやつです」


まったく、初潮前ロリは最高だぜ!(さすがの自分もドン引きですよ!)
本音が建前に完全勝利を飾る程度にはキズナを気に入っている自分が好きです。
認めたくないものだな……自分自身の、ロリコン故の過ちというものを……。
相変わらずキャラ同士のコメディな掛け合いはハイクオリティでありました。笑った笑った。
……もう最初からキャラゲーとして見れば万歳三唱、絶賛の嵐なんじゃないかな(遠い目)。
あと、かーくんな。ひーくんTUEEEEかと思ったらかーくんTUEEEEだったでござるの巻な。
もうあれな。この際、突き進んでしまえばいいんじゃないかな。ひーくんのアナルを。


【システム】 A-
終末論に続き、榊原ゆいさんの主題歌は厨二感満載で素晴らしいの一言。
恒例のADVならではの選択肢やロード機能を使ったお遊びも健在で笑いました。
しかし、次の選択肢までジャンプ機能がなかったのはいただけない。スキップ、長いよ…!


【総評】 A-
ユーザ「あっ! ここ、暁の護衛シリーズで出たところだ!」

まさにレミニセンス! そうだ、俺が、俺達が、レミニセンスだ!!(HU・ZA・KE・RU・NA☆)
などと意味不明な供述を繰り返しており、警察では精神鑑定も含め動機の解明にあたる方針です。

――冗談半分はさておき、本作で完結とは到底思えないため、総評も何もないのが実情です。前述の通り、共通ルートは久方振りのワクワクを思い出せた程に自分の中では高評価だったこともあり、今後の展開には期待しております。まだ姉さん生存フラグや、元カノルートが残ってるのでどうとでもなるよね! この際、暁の護衛シリーズみたいに新ヒロイン出してもいいしね! ああ、第5部、待ち遠しいナァ!

終末論みたいなことにだけはならんといてくださいよ!(必死)
プロフィール

みとす@ミトシィ

Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

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