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【感想】 ROBOTICS;NOTES(Xbox360)


 世界を救う戦いだと、誰かが言った。
 お前たちに全人類の希望がかかっていると、誰かが言った。
 でも――
 俺にとっては、そんなこと興味はなくて。
 これは所詮、自分の中の衝動を満たすためのもの。
 最強のライバルと、このシチュエーションで戦えるなんて、ゾクゾクするじゃないか。
 それが不謹慎だと言われようと、構わない。きれい事じゃないんだ。
 興味があるのは、ただ、全国ランキング1位のヤツを倒して、その頂点――全一になることだけ。
 その先にあるもの?
 その先なんて、なにもない。なにもないんだ。
 それでも。
 いや、だからこそ、求めるんだよ。

 「さあ、ここからは、俺のゲームだ……!」
 だって俺は――
 英雄でもなく。
 軍人でもなく。
 ロボットアニメの主人公でもなく。
 格闘ゲーマーなんだから――

 「ガンヴァレル、発進ッ!」


前作『STEINS;GATE』から早ニ年半、科学アドベンチャーシリーズ最新作『ROBOTICS;NOTES』の主人公・八汐海翔は「手は尽くしましたが…」と医者でさえ匙を投げるほどに末期な格闘ゲーマーでした。最初から最後まで上記のスタンスを貫き続けたUMISHO(海翔のハンドルネーム)さん、行動原理が格闘ゲーム基準に過ぎやしませんかと思いましたが、よく考えずともエロゲマイスターの自分が言えたクチではないと気付くことができて見上げた先には種子島の青い空。――おじゃりもうせ。そして、のっちよー、だ。

・ROBOTICS;NOTES
http://roboticsnotes.jp/


【シナリオ】 A-
 「そもそも、乗り込むってどこへ?」
 「へへ、そんなの決まってるよ」
 あき穂は迷うことなく、夕焼け染まる南の空をまっすぐに指差した。
 この島で、南の方にあるものと言えば――

 「JAXA、種子島宇宙センター!」
 「…………」
 「…………」
 「…………」
 「はあああ!?」

なんというJAXAのステマ。来年度のJAXAの採用活動が捗りますね(……そうか?)。
本作は「ロボット」「拡張現実」「夢」がテーマとのことで、物語は基本的に“主人公らが属するロボ部における巨大ロボ作り”を主軸として展開されます。なるほど、確かに。巨大ロボは漢のロマンであり、人類の半数が抱いている見果てぬ夢と言えましょう。――しかし、まあ、全12章の内、10章までその夢を追い続けるとはちょっと予想外でしたが。前作でさえタイムマシン作りは中盤で終わって疾風怒濤の元気一発だったというのに。モノポールという未知の究極物質(危険度:極めて高い)が登場したとき、ああ、これを巨大ロボに転用してしまったことで命を狙われることになるんですねわかりますと興奮しましたが別にそんなことはなかった。

また、巨大ロボ作りの傍ら、UMISHOさんは謎のAI少女・アイリと出会い、種子島の各所に隠された君島レポートという世界の暗部に関する告発文書(危険度:極めて高い)を収集しており、ああ、この典型的な“好奇心は猫をも殺す”案件に首を突っ込んだばかりに命を狙われることになるんですねわかりますと興奮しましたが別にそんなことはなかった。むしろ逆に、UMISHOさんの行動のせいで世界人類がヤバイことになった――と思いきや、PHASE9のバッドエンドでは、君島レポートを拡散したにも関わらず何の事件も起こらなかった、だと……?

他にも、綯さんが最初にUMISHOさんたちを暴力に訴えて拉致した意味や、結局モノポールは何の意味があってどうしたとか、君島コウの死体を移動させたのは誰かとか、愛理の病気はどうなったとか、エトセトラエトセトラ……ううむ、本編で提示されている情報があまりにも不足しており、このままだと考察というより妄想の類にしかならない、ような……。

――さ、さて置き、終盤の疾風怒濤の元気一発について語ろう。

 GEZI-SISTER:ゲジ姉 「のっちよー、愛理」
 NEIDHARDT:疾風迅雷のナイトハルト 「ゲジ姉の反応が消えた…? つまり、そういうことなの?」

ゲジ姉の霊圧が…消えた…?(震え声)
本作中ではツイッターのような架空のネットサービスがあり、進め具合によっては前作までのキャラ数人が登場し、色々とニヤニヤできることを呟いてくれるので妄想が捗ります。具体的に登場するのは、綯さんを除くと疾風迅雷のナイトハルト(西條拓巳)、DaSH(橋田至)、栗悟飯とカメハメ波(牧瀬紅莉栖)の三人。拓巳とダルは終盤の事件の裏で奮闘しているのが窺えます。ええい、ロボ部はいい!ギガロマニアックスとラボメンを映せ!彼らの戦いぶりを!(駄目でした)

と、旧主人公たちも動き出している一方で、ロボ部の皆さんが活躍するわけですが……ええと、あの緊迫したシーンでのインコちゃん大活躍はギャグでやっているのか?(戦慄) 何にせよ、ここで冒頭に繋がり、巨大ロボで巨悪を打ち倒すという展開は王道まっしぐらで良かったと思います。王道はいいものだ。代わりに先が細部に至るまで読めすぎてカタルシスとか、そういう感動は皆無でしたが。アニメになったら盛り上がるのかな。うん、期待しよう。


【キャラクター】 B
ふ、普通……。物語進行役の海翔とあき穂を除くと、シュタゲの鈴羽のように悲惨な過去と悲壮な決意を胸に抱いていたり、まゆりや紅莉栖の二者択一のように物語進行上でのキーキャラとなっていたのは百歩譲ってフラウさんだけという印象。愛理さんは超重要人物かと思いきや、まさかの君島コウと面識があった程度に過ぎず、昴と淳和に至っては完全に青春要員でありました。いや、しかし、「ロボット」「拡張現実」「夢」というテーマを考えると人選は間違ってはいないのか。ううむ。やはり出番が地味だったのが印象を下げているのかのぅ。


【システム】 A+
ビューティフォー。システムは演出面も含めて相変わらず流石ですの一言。ツイぽや居る夫の使い方は非常に面白かった。キルバラも、まあ、悪くはなかった。しかし、フォーントリガーシステムほどドハマリしてアヘ顔ダブルピースにはならなかったので、評価はSではなくA+で。


【総評】 A-
自分のPCにも愛理が来てくれないでしょうか(懇願)。

やはり前作を超越するにはパワーが不足していた、というのが率直な感想ですが、それはシュタゲの出来が端的に言ってエクスタシー級だったのが原因であり、あくまで相対的な話。もしもカオヘの次に発売されたのがロボノであったならば満足度はそれなりに高かったでしょうが、いかんせん前作の壁が高すぎた。仕方ない。

しかし、ロボノ単体で見た場合も、作中で未解決な謎が多すぎるのはマイナス点。伏線を全回収したルートダブルのプレイ直後だったので余計に目についた感が否めませんが、提示された謎の投げっぱなしジャーマンは印象がよろしくない。何もすべてを懇切丁寧に解説しろとは言いませんが、前述した通り、その謎についてプレイヤー側が考察するための情報が少なすぎる気が――と、あくまで自分はそう感じました。さもありなん。

何やら全体的にネガティブな意見が目立つ感想になってしまいましたが、無論のこと光り輝いていた部分もあるわけでして、次回の記事では特に自分にとって好印象だった“ツイぽにおける過去作主要キャラ3人の呟き”についてまとめたいなあと思ったり思わなかった。

最後に――「おじゃりもうせ」と「のっちよー」は流行る!(多分)
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Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

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