スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【感想】 ルートダブル - Before Crime * After Days - その5(√Double編②)


                   「心とは、『情報』の集積だ」
       「脳の有無など、心があるか否かを決定付ける指標にはならない」
    「たとえ僕が、素粒子が伝播する情報エネルギーの寄せ集めに過ぎなくても」
     「仮に僕が、1枚の記録媒体に刻まれたデジタルデータだったとしても――」
                     「僕には、心がある」


・【感想】 ルートダブル - Before Crime * After Days - その1(√Before編)
http://mitosy.blog94.fc2.com/blog-entry-204.html
・【感想】 ルートダブル - Before Crime * After Days - その2(√After編)
http://mitosy.blog94.fc2.com/blog-entry-205.html
・【感想】 ルートダブル - Before Crime * After Days - その3(√Current編)
http://mitosy.blog94.fc2.com/blog-entry-206.html
・【感想】 ルートダブル - Before Crime * After Days - その4(√Double編①)
http://mitosy.blog94.fc2.com/blog-entry-207.html

一体いつから4回で終わると錯覚していた? というわけで、Xbox360『ルートダブル - Before Crime * After Days -』感想連載、第5回は√Double編②です。このルートは√Aと√Bと√Cを足したような超ボリュームなので、一度では書き終えられないであろうことを、この私はあらかじめ予測していました(震え声)。すべての感想が書き終わるまで――ぼくは何度でも、プレイ時間を巻き戻す!!

前回のあらすじ:渡瀬に巣食っていた悪意を取り除き、全員を無事に脱出させることへの協力を取り付けた夏彦と悠里(ましろなら横で寝てるよ)。便利なパシリもとい強力な味方を得た夏彦は、渡瀬に「全員をここに連れて来いや」と命じたが――?




④√Double Chapter3

・【2030/09/16 16:19】
 (使命を果たすには……いずれあいつと、もう一度対決する事になるかもな)
 夏彦のことを内心で恐怖しつつも、まずは夏彦の言葉に応え、悠里との約束を護ることにした渡瀬。
 いや、まあ、誰でも他者の心に潜って記憶を改竄したり破壊したりできる人間は恐怖の対象ですよね。

(……でも、仕方ないよな、堂島)
 (俺たちはレスキュー隊員だ……人殺しの手練は身につけてないもんな)

 まずは安全のため、堂島と桧山の遺体から銃を回収し、破壊を行う渡瀬。
 数時間前の記憶喪失中の時とは異なり、今度は実感として二人の死を悲しんでおります。
 堂島と桧山にも立ち絵があって、回想シーンでの出番も多ければプレイヤーも悲しめたかもしれません。

「やめろおっさん! 先生に――……っ!?」
 渡瀬はそこまで言って、言葉を呑んだ。
 予想外の光景に絶句したのだ。

 監視ルームから宇喜多さんと恵那先生の口論が聞こえて飛び込んだものの、言葉を失った渡瀬。
 そこにはボンテージ姿の先生に鞭で尻を叩かれ調教されているおっさんの姿が!(ありません)

「……あの女、ただの教師なんかじゃなかったんだ」
 「なに?」
 「あの女の弾倉を奪おうとしたら、逆に銃を奪われてね……」
 「脅されたのさ。『知っている事を全て話さないと、今すぐ射殺する』と」

 女性を襲って返り討ちにされた情けない男がここにはいた。というか、おっさんだった。
 しかし、恵那先生のような女性に銃を向けられるシチュは、我々の業界ではご褒美ですが……。

「あの女を追いかけて撃ち殺さなければ、僕らが破滅だ!」
 (――バカが、錯乱しやがって!)
 あ、錯乱中の宇喜多が、渡瀬の銃を奪おうと飛び出してきた!(ポケモン風)
 渡瀬、失礼にもおっさんをバカ呼ばわりです。まあ、この行動は紛れも無いバカなんですが。

「ふん……これでいいんだろ、夏彦?」
 宇喜多さん雑魚ェ……。

・【2030/09/16 16:23】
 「なんでって……気付いてないわけないよね? ましろんはひこりんの事、大好きなんだよ?」
 渡瀬が頑張っている一方その頃、少年少女は色恋沙汰で揉めていました。
 パシリさんは少しくらいキレてもいい。キレてもいいんだ……!

「なに言ってんだよ、バカ」
 夏彦はこらえきれず、悠里の言葉を遮った。
 「ば……バカ!?」
 悠里が目を丸くする。
 無理もない。夏彦が悠里を罵倒するなど、初めての事だったのだから。

 宇喜多さんがバカ呼ばわりされている頃、悠里もバカ呼ばわりされていたという、どうでもいい偶然。
 あと、絶対に夏彦よりも、9年間も実験と読書漬けだった悠里さんの方が頭いいからね。賭けてもいい。

「だってましろんは可愛くて明るくて、男の子にもモテモテで――」
 いや、まあ、ましろんが「僕の考えた理想の彼女」であることは認めるがな。

「……なぁ、悠里。『自分だけがガマンすればいい』って考えるの、もうやめにしないか?」
 悠里さんの自己犠牲(メガザル)と忍耐っぷりは異常の領域。
 トイレを許可せずに失禁プレイという最低な単語が脳裏によぎったのが自分です。

「被験体だから。ラボに目をつけられているからだよ」
 だから、もしもラボから逃げるなら、結局Qのような大きな組織に保護されるしか道はないと悠里。
 まあ、悠里が逃げた時点で、スペアである夏彦が狙われるわけですが、それには気付いていない様子。

「ほらよ、連れて来たぜ」
 渡瀬の脇には、ぐったりした宇喜多が抱えられていた。
 パシリ鳥ワタセの宅急便が荷物を持って帰って来ました。
 悠里との痴話喧嘩の途中でしたが、とりあえず中断して宇喜多さんの悪意除去を開始します。
 ここで過去を簡単に見るか、詳細に見るかを選ぶことになりますが、基本的に詳細モードでいきます。

・【2026/04/15 08:23】
 (ようやくだ……ようやく僕もこの人の下で、素粒子物理学の最先端で活躍することができるんだ)
 美夜子さんに会った4年前の宇喜多さん、年甲斐もなくハシャイジャッテ!

・【2026/10/08 23:14】
 「……ありがとうございます、天川博士。おかげで眼が覚めました」
 「それは良かったわ。私もあなたと話す事で、少し眠気が取れたような気がするわ」
 微妙に噛み合ってない会話!
 宇喜多さんは満足しておられるようなので何よりです。

・【2028/04/06 10:15】
 「おめでとう。今回の人事で、あなたの『ジュニアフェロー』昇格が決まったのよ」
 2年でヒラから『ジュニアフェロー』への昇格が決まった宇喜多さん。
 これが早いのか遅いのかは知りませんが、きっと給料高いんだろうなあ(羨望の眼差し)。

・【2028/04/20 13:27】
 「『好奇心は猫を殺す』。ジュニアフェローの人間は、この言葉を覚えておいた方がいいわ」
 Nエリアの深部について質問したら釘を刺されたでござるの巻。

・【2028/07/08 18:20】
 夏彦には『特別監視対象ナ2号』という、ものものしい識別名が振られていた。
 実は憧れの天川博士とお隣さん同士だった宇喜多さん。
 適任ということで、タイプSである夏彦の監視任務が与えられました。
 『特別監視対象ナ2号』は夏彦。これまでの情報で十分に推理可能です(某ゲス探偵顔)。

(……!? 『被験体として、Zeroエリアに収監』だと!?)
 ラボの暗部に気付いてしまった宇喜多さん。
 美夜子さんからの忠告は華麗にスルーです。

・【2028/07/16 20:38】
 (……恐らくSは火災に乗じて、被験体を外に連れ出そうとしたんだ)
 2021年のラボ火災は、Sは良心の呵責に耐え切れず、被験体を脱出させようとした…?
 クリア後コメント:ところがどっこい。Nちゃんによるセンシズシンパシー洗脳でした。

・【2028/07/19 19:17】
 「万人を幸せにする技術を開発するため、1人の人間の幸福を奪うというのは、許される事でしょうか?」
 美夜子さんを呼び出し、遠回しにラボの暗部について、どう考えているかを訊ねる宇喜多さん。
 というか、忠告までされたのに、そんな質問をしたらクビ、ないし左遷されるのでは……。

「……宇喜多さん。今日であなたの、ナ2号の監視任務を解きます」
 「それと明日からは、別の研究チームに異動してもらいます」

 だから言ったじゃないすかー!
 さようなら出世コース! そして、こんにちは窓際!

「科学者も被験体も、同じ人間なんだ!」
 「どんな大義名分があろうと、犠牲にしていいわけがない!」

 ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな生きているんだ友だちなんだ。
 義憤に燃えていますが、何にせよ出世コースからは外れて給料も下がることでしょう。

・【2028/07/13 16:22】
 (どうする……? どうすれば人体実験を止められる?)
 美夜子さんとの夜の会話から数日後、人体実験を止めようと悩む宇喜多さん。
 下手に行動すれば、宇喜多さんも死んだ上級研究員Sと、同じ運命を辿るので真剣です。
 ……って、あれ。日付がタイムスリップしてますね。正しくは7月23日でしょう。

・【2028/07/23 20:31】
 「発言者Uさんだね?」
 その日の夜、ネットでの書き込みから身バレしたのか、謎の男から電話がかかってきました。
 これがラボ側の人間に突き止められていたら、宇喜多さんの冒険はここで終わっていたところだ。
 宇喜多さんは熱心に勧誘されたので、最初に渋った割には、結構あっさりとQに入りました。

・【2029/07/07 23:18】
 「……そうだな、超音波起爆装置を使おう」
 一年後、渡瀬を仲間にした宇喜多さん。
 消化器爆弾について上に相談したら、超音波起爆装置とやらの使用を提案されました。
 超音波で起爆させていたので、当日に不発だった消化器爆弾が何本かあったのでしょうか。

・【2030/09/06 19:33】
 「我々は明日から、計画の成功率を上げるため、鹿鳴市内の各所で陽動作戦を開始する」
 「君はそのうちの1つに巻き込まれた、善意の一般人を装うんだ」

 宇喜多さんはラボから睨まれているようです。
 まあ、そりゃあ、ネットであんな批判的な書き込みしてたら、警戒されるわなあ。
 美夜子さんへの危ない質問すら監視されていた可能性もあるかもしれません。

・【2030/09/10 17:16】
 (まさか僕が原因で、夏彦くんがBC能力を発現してしまうなんて――!)
 宇喜多さんの幸運ステータスは間違いなく低い!

・【2030/09/15 20:17】
 「俺だって子供を傷つけたくなんかない」
 夏彦たちが嗅ぎ回っているので、渡瀬に何とかしてくれと頼む宇喜多さん。
 タイミングが良すぎるとは思っていましたが、宇喜多さんの差し金でしたか……。

・【2030/09/16 05:30】
 (どうやら、チェスで負け続けた甲斐はあったようだな……)
 今日に向けて、日頃から接待プレイを続けていたようです。
 なお、宇喜多さんが普通にチェスが弱い可能性も否めません。

・さて、(ちょっと長い)回想を見終えたので、渡瀬同様にミッション悪意除去の開始です。
 色仕掛けしてくる先生の捏造記憶は、ちょっと童貞過ぎやしませんかね宇喜多さん!

 ・【2030/09/16 16:31】
  「どうもこうもないだろう? ぼくとお前は、初めから敵同士だったはずじゃないか?」
  悪意除去が不完全だった場合、悪意に汚染されて夏彦さんが渡瀬さんの記憶をパリーン!
  悠里も夏彦に言い包められているし、なんかもう渡瀬さんが残念過ぎる…!(バッドエンド3)

「僕は、『BC粒子』さ」
 Nちゃんきた! 俺っ娘の次は、僕っ娘! ひゃっほう!
 ちなみに、簡略ルートの場合、ここで「僕は『Null値』だ(ガッ)」と言います。
 余談ですが、ここのシーンタイトルは「テラバイトディスク」。
 中澤工さんとInfinityシリーズのファンの方々はニヤリとするところです。
 また、どうでもいいですが、研究員の柏木鍄兼さんの元ネタも、過去作の桑古木涼権でしょうか。

「魂? はっ! 天川博士の息子とも思えない、オカルティックな意見だね」
 宇喜多さんの影響が強く出ており、皮肉屋でちょっとウザイですが、そんなNちゃんも可愛い!

「ん? 望んでいる、だって?」
 「それはそうだろ? おじさんは本来は、正義の人なんだから――」
 「馬鹿か君は! そんなものは不完全な理解に過ぎん!」
 やばい! このNちゃんウザイ! でも可愛い!
 個人的には「馬鹿か君は!」より「君は馬鹿か!」の方がサモンナイト2でしたね(cv緑川光)。

「『彼の心を理解した』と言えるのは僕だけさ。真の理解とは、融合する事に他ならない」
 少女と融合とか、おっさん犯罪すぎっぞ!
 自分もNちゃんと理解し“愛”たいので、融合して下さい!

「本来のおじさんの望みは、『悪を裁く』だけじゃないだろ。『人を殺さない』ってのもあったはずだ」
 「お前がそれに気付いてない訳はないよな?」

 夏彦がそう言うと、彼女はふっと笑った。
 「……ご明察」
 「君もそこまでは馬鹿じゃなかったようだね」

 夏彦の指摘した事実に、慌てるでもなく認めるNちゃん。
 自分が介在した時点で宇喜多さんの心に矛盾が生じていることは百も承知だったようです。

「コギト・エルゴ・スム。我思う故に我在り。ではそう思う主体、即ち『心』とはなんだろうか?」
 「脳内で行われる精神活動の事か? 脳が無ければ心は存在し得ないのか? ……違うね」
 「心とは、『情報』の集積だ」
 「脳の有無など、心があるか否かを決定付ける指標にはならない」
 「たとえ僕が、素粒子が伝播する情報エネルギーの寄せ集めに過ぎなくても」
 「仮に僕が、1枚の記録媒体に刻まれたデジタルデータだったとしても――」
 「僕には、心がある」

 今ここに自分は確かに存在した、生きている人間と変わらなかったと夏彦に言って消滅する被験体N。
 集積された情報を破壊することは、その人間を殺すことと同義なのだと、そう伝えたかったのでしょうか。
 
・【2030/09/16 16:31】
 「ちょっと待て、サリュはどうなんだ? あの娘、斧で俺を襲いやがったんだぞ」
 「っ……」
 夏彦は考えた。
 サリュが少々エキセントリックな性格をしているとしても、そこまでの行動に出るだろうか?

 宇喜多さんの悪意除去が終わるやいなや、今度はサリュを連れて来いと渡瀬に命令する夏彦。
 渡瀬はお断りします状態であり、夏彦もサリュが少々アレゲなことは否定しないようです。

「先生の正体は、『保安六課』なんじゃ……!」
 「保安六課?」
 きょとんとする夏彦たちに、悠里はうなずく。
 「鹿鳴市保安課の中に密かに存在している、隠蔽担当セクションだよ」
 「ラボの手先として、色んな汚れ仕事をやっているの」
 「コミュニケーターの拉致とか、ラボに関する事件の隠蔽とか……」

 恵那先生の持っていた銃は、渡瀬たちが持ち込んだ銃――『Nz75』ではありませんでした。
 そして、特殊部隊が出てくるのはよくあること、先生はソッチ系なのではと悠里さん。
 確かに、この手の状況では、山狗とか密葬課とかいった特殊部隊には事欠きませんね!
 まあ、√Aノーマルエンドの死亡者リストから、先生はコミュニケーター管理官とやらだと思われますが。

「出会い頭に、いきなり襲われるかもしれん。俺のリスクについては、考慮に入ってないようだな」
 「リスクを負うくらいは我慢しろ。元はと言えば、お前がしでかした事がここまでの事態を呼んだんだから」
 その言葉に、渡瀬も悠里も眉根を寄せる。
 「ひ、ひこりん……? それはちょっと、言いすぎじゃ……」
 酷いよ夏彦さん!パート……何だろう。結構アレな発言が多い夏彦です。
 理屈はわかりますが、もうちょっとオブラートに包んだ言い方があったのではないかい。

「いや……構わないぜ、悠里。夏彦の言う通りにするよ」
 「俺はこいつに操られる立場だ。こいつがやれと言えば逆らえないからな」

 操(パシ)られる立場であるという自覚はあったようです。

「だがな、夏彦。俺はお前の駒じゃない。生きた人間なんだ。それを忘れるなよ」
 「……何だ? 行きたくないとでも言うつもりか?」
 「違うさ。俺が気にしてるのは、もっと先の話だ」
 「こうして皆を連れてきて、悪意を消去し終わって、俺が用済みになったら――」
 「お前は俺の記憶を、また消すんだろう?」

 バレテーラ! 誰でもわかりまんがな。

「まぁ消したければ消すがいいさ。その瞬間からお前は、本当の意味で怪物になるがな」
 渡瀬さんの捨て台詞が発動! 夏彦にプレッシャー!
 ちなみに、既にいくつかのバッドエンドでは怪物になってます。

「……おい、待て渡瀬」
 「なんだよ、しつけぇな?」
 「お前は……銃を持っていかなくていいのか?」
 「平気だよ、こいつがあるからな」
 けんあく!(新番組)
 しかし隊長さんは格好良かった。

・【2030/09/16 16:36】
 「……隊長さん……なんかすごく、無理してるみたい……」
 (……っ)
 その言葉に、夏彦の胸はわずかに痛んだ。
 悠里さんのさり気ないひこりん批判!(違います)(違わないかもしれない)
 夏彦に精神的ダメージ!

渡瀬が記憶を取り戻してからというもの、夏彦と彼は利害関係の一致でのみ、共同歩調を取っている。
 しかし、以前の方が、彼との関係はずっと良好だったように思うのだ。
 心を繋ぎ、共に生きる道を探っていたあの頃の方が、ずっと――。

 「……せっかく悪意を消してやったっていうのに、どうしてあいつとはわかりあえないんだ……!」
 なんか渡瀬が悪いような物言いですが、夏彦さんの態度も充分に悪いですからね。
 脱出後の話は置いておいて、せめて今は表面上だけでも仲良くすればマシなのに!

「……認めたくなかったのさ、そんな事は……」
 「善意と勇気を振り絞って行動したつもりが、
  目的を果たせないばかりか、最悪の結果を生んでしまった事がね」

 認めたくないものだな、自分のなんたらかんたらを、と悔いる宇喜多さん。
 まあ、イレギュラーに対応しきれなかったのが渡瀬と宇喜多の敗因ですかね。

「でも……宇喜多さんがわたしたちを救おうと思ってくれたから、わたしはひこりんに会えたんです」
 悠里さんマジ天使。

「いや……救われたよ」
 「救おうとした相手に救われたんじゃ、話が逆だがね」

 「あはっ、そうかもですね」
 悠里さんマジ天使(大事なことなので何度でも言います)。

「隊長さんも自分の間違いに、気付いてくれればいいのだが……」
 「……あいつの考えは、そうそう変わらないでしょう」
 この会話の流れでは、今の渡瀬の考えに間違いがあるとは言い切れない気もしますが。
 どうやら、宇喜多さんの中には悠里をQに引き渡す考えはないようです。

「ラボと鹿鳴市の取引先に『ベテルギウス新薬』という外資系企業があってね。
  そことつるんで金儲けを目論んでるのさ」

 ライプリヒ!ライプリヒ!

「ADの正式名称は、『Alone Desire』――『孤独を望む』薬です」
 「人と人を繋ぐ力、BCを否定する薬なんですよ」

 宇喜多さんの血生臭い話に対して、悠里さんのロマンチックなトリビア。
 ところで、ADについて、A(1番目)+D(4番目)=N(14番目)ということで、
 被験体Nも本心では孤独を望んでいるのではないか、という説もあります。
 クリア後コメント:ADは被験体Aのために作られましたが、被験体Nも同様の状況なのであるいは。

「『WX粒子が生成される』っていうのはね、
  いわばなんのメッセージも込められてないBCが送信されるって事なんだよ」
 「そこに存在するのは、漠然とした『想い』だけ」
 「BCという能力が持つ、原初の目的。『人と人を繋げようとする』想い……」

 まだまだ続く悠里さんのロマンチックなトリビア。
 WX粒子増幅器の中には、一種の人工頭脳『人工BCレセプター』が入っているそうです。
 ところで、BCについて、Bの(2番目)+C(3番目)=W(23番目)ということで、
 この√Double(=√W)は、BCにより人と人とを繋げる想いの話、という説もあります。

「WX粒子増幅器は、ADの逆の作用を持つんだよ。一般人をコミュニケーターにできる機械なの」
 「『いつかはあの機械によって、世界中の人々がコミュニケーターになれる日が来るのかもしれない』」
 「『そうすればコミュニケーターと普通の人たちの争いはなくなる』」
 「博士は、そう言っていたけど……」
 「……でも、それっていい事なのかな?」

 寿命問題さえ解決できれば、ワンチャンあるかもしれません。
 まあ、心情的な問題が非常に大きいので、夢物語でしょうが。

「その……ひこりんには、隊長さんの記憶を消さないでほしいの」
 「え!?」
 「隊長さんだって、話せばいつかわかってくれるかもしれない。それは自然な心変わりでしょ」
 「でもセンシズシンパシーを使うのは、そういうのと全然違うよ」
 「記憶を少し歪めるだけでも、人はすごく変わってしまうし
  ……記憶を消すっていう事は、人の心を殺すのと一緒だと思う」

 センシズシンパシーはチートということです。チーター乙。
 何より、そもそも夏彦は未だ一度たりとも渡瀬と腹を割って話し合っていませんしね。

「……でも、それも君のためなんだ」
 「そんな……!」
 「だってそうだろう。渡瀬の意志は揺らぐ事はないし、奴は最終的に君を連れて行く」
 「もう1度聞くよ……悠里は本当に、それでいいのか?」

 「……っ」
 「君を自由にするためには、他に方法はないんだ」
 「『話せばわかる』なんて、そんなの甘い幻想だよ」
 「だからぼくは、全てが終わったら――」

 まさかの、だが断る。はいはい悠里のため悠里のため。
 まともに考えてもいないのに、他に方法はないと思考停止するのが夏彦の悪い癖です。
 そのとき、シェルターの外から誰かが――!

「誰かが壁のボタンの事を思い出し、万が一修理できたとしても、入ってはこれない」
 おっさん! それフラグや!

・【2030/09/16 16:37】
 (ま、そうだよな……当たり前だ、あいつは聖人君子じゃねぇんだし)
 (大事な女を護りたいと願う、普通の男だ)
 (俺だって同じ立場に置かれたら、同じ行動を取るだろう)

 一方、サリュ探索中のパシリさん。
 圧倒的に不利な立場なので、夏彦とは違い、何とかして相手を説得しなければなりません。

(なぜそれがわからないんだ、夏彦……!)
 (お前の女だって、何年もラボに幽閉されてたんじゃねぇのかよ?)

 なのに意思は、どうしても相容れない。
 その事について考えると、陰鬱な気持ちになった。

 (くそ……あの頃の方が、お前とは仲良くしてられた気がするぜ)
 (俺が記憶を取り戻す前の方が、ずっと……)

 お互いに記憶喪失中の方が仲良くできたのにという、皮肉な意見の一致┌(┌ ^o^)┐
 あと、悠里を「お前の女」と確定させてしまうのは、ましろんが可哀想だからやめてあげて!

渡瀬はふと、自分がずいぶん遠くに来てしまったような気がした。
 (……こんな事、前にもあったな)
 (あれは確か、風見と――)

 ああ、そうか、記憶を取り戻したということは、風見さんとのラブちゅっちゅも、よし爆発しろ。
 クリア後コメント:確かに付き合い始めた頃、デートで似たようなこと言ってましたね。

「まずい! 隠し部屋の存在に気づいたのか!?」
 監視ルームからサリュを呼び出そうと思ったら、監視カメラに洵がシェルター前にいる姿が。
 センシズシンパシーは確かに強力ですが、やる前に殺られたらそこで試合終了です。
 サリュ捜索は中断して、急いでシェルターに戻ろうとする渡瀬ですが――。

「……隊長さん、どこに行くの?」
 先生、タイミング悪いよ!

・【2030/09/16 16:41】
 「あたしだけならまだしも、子供たちにも手を出したのかい!!」
 久し振りの洵さん登場。
 この台詞だけ見たら、まるで宇喜多さんが洵と悠里に手を出した変態かのようです。

「そのおっさんとあんたたちは、グルだったんだね?」
 ~
 「堂島先輩たちを殺したのも、ADが消えたのも、あんたたちのせいでしょ?」
 どうしてこうなった。
 ……いや、自分を襲った相手と子供たちが和気藹々としてたら、グルと疑うのは普通ですが。

「結局善も悪も中途半端な、弱い人間なんだよあんたは」
 お前が言うな。

・【2030/09/16 16:43】
 「あなたは誰かを助けるためなら、汚染区域やガスの中にも飛び込む
  ……私のよく知る『隊長さん』なんだって」

 宇喜多さんから真実を聞いていても、未だ渡瀬がテロリストだと信じ切れない恵那先生。
 やっぱり恵那先生は善性の塊のような人だなあ。胸元の脂肪の塊も大きいし!(黙れ)

「『コミュニケーターAの悪意感染』……あれと同じ事が、いまこの施設の中で起こっているんだよ」
 「!!」
 「そ、そんな……! じゃあ宇喜多さんや守部さんも、悪意に感染してたって言うの!?」

 さすが恵那先生。悪意という言葉だけで事態を把握なされました。
 保安六課だかコミュニケーター管理官だかと疑われるだけあって、事情通のようです。

「なにそれ、聞いてないわよ!? センシズシンパシーで記憶を修復!? 悪意から解放したですって!?」
 「天川くんとユウリさんに、そんな事ができるっていうの!?」

 「な……なに!?」
 しかし、センシズシンパシーの細かい能力についてはご存じなかった模様。
 保安六課であるなら、ラボ側の事情は知り尽くしているはずだと思われるので、
 やはり恵那先生はコミュニケーター管理官(鹿鳴市とは無関係の役人?)とやらでしょうか。

(いつもいつも、なんてタイミングで現れるんだこの娘は……!)
 サリュたんきた! これで負ける! 天使ではなく疫病神だったか…!

「恵那。その銃は何? この男を撃とうとしていたの?」
 「だったら早く撃つべき」

 ~
 「この男は夏彦を撃った。原子炉を爆破し、街を滅ぼそうとした。許しがたい凶悪犯」
 「た、隊長さんをどうするつもり!?」
 「殺す」
 「殺すって――!」
 「私だって別に殺したくはないけど、皆を護るためには殺さなければまずい」
 \(^o^)/

「頼む! 俺の代わりに助けてやってくれ!」
 不意を突いてサリュの脚に飛びかかり、恵那先生に夏彦らを助けるよう懇願する渡瀬。
 というか、なに羨ましいことをなさっているの! そこを替われ! 今すぐに!

「先生はあの時、俺を信じてくれた! だから俺も先生を信じる!」
 「……っ」
 その言葉に、恵那の表情が和らいだ。
 「ホントにお人よしなんだから!」
 隊長さん! 隊長さんじゃないか!(ちょっと感動)
 恵那先生も微妙に嬉しそうで何だこれニヤニヤさせやがるぜ。

・【2030/09/16 16:46】
 「あたしだってこんな事したくないよ! でも、万が一の犠牲者が出てから、後悔するくらいなら――」
 「あたしはシリウスを辞めてでも、こいつに手を下す!」

 仕方ないわー。犠牲者が出て後悔するくらいならシリウス辞めてでも宇喜多殺すわ―。と洵さん。
 やや自分に酔ってる感も否めませんが、錯乱中だから大目に見ましょう(後に黒歴史になるであろうさ)。
 と、ここで渡瀬にヘルプを任された恵那先生が華麗に到着し、銃を構えて言い放ちました。

「私は、刑事よ」
 (宇喜多)佳司!?(違います)
 いきなり名前を呼ばれた宇喜多さんは驚いたでしょうね!(違います)

恵那の告白に、その場にいる全員が目を見開いた。
 「正確には『刑事みたいなもの』ね。一般には知られてない団体に所属してるから」
 そりゃあ、教師だと思っていた女性が佳司……もとい、刑事だと言われたら目を見開きます。
 ふむ、コミュニケーター管理官とやらは刑事みたいなものなんですかね。やはりお国の人か。

⑤√Double Chapter4

・【2021/03/30 11:38】
 鹿鳴市でも名の知れた、有力な市議会議員の父――だが彼は、何かと悪評の絶えない人だった。
 というわけで、隙を突いてセンシズシンパシーを発動させた夏彦。
 渡瀬、宇喜多さんと同様に、洵の悪意除去開始です。
 彼女の記憶によると、洵の父親は市議会議員で、橘姉妹には両親がいないそうです。

・【2021/04/07 13:12】
 凪沙はまだ小学校に上がる前だというのに、洵より物知りの、とても賢い子だった。
 洵さんの名誉のために、ここはノーコメントでお願いします。

・【2021/04/07 15:00】
 《わたしたち……303ごうしつにいます……》
 渡瀬の記憶にもあったように、鹿鳴市営団地で、大規模なガス爆発事故が発生。
 凪沙はコミュニケーターだったようで、彼女のテレパシーにより居場所が伝わりました。

・【2021/04/21 13:46】
 「あら、洵ちゃん……凪沙、見なかった?」
 風見さんが精神崩壊してる……!
 夏彦と同様に、大切な人を亡くしたショックで自我喪失してしまったようです。
 こう見ると、渡瀬はかなり心が強かったですね。代わりに復讐に走りましたが。

・【2021/05/04 16:25】
 「あたしが凪沙の代わりに――風見ちゃんの、妹になるから」
 ロリ洵も天使でした。

洵は初志に従い、まず消防学校に入った。
 そこを男子を含めてもトップの成績で、洵は卒業した。

 なん……だと……?

・ともあれ、渡瀬や宇喜多さんと違って暗躍していたわけでもないので回想は短め。
 ちゃっちゃと捏造された記憶を元に戻し、悪意除去を終わらせることにしましょう。

・【2030/09/16 11:20】
 「俺はお前みたいな奴、好きだぜ」
 「すっ……!?」
 「ごめん隊長! 今なんて言ったの?」

 「ん? いやだからお前みたいな奴が好きって……」
 「寿司?」
 「好きだって言ったんだよ! 何度も言わせんな!」
 その言葉に、洵の心は躍った。
 なんだよこれ。

「性格や能力だけじゃない。お前の顔も好きだ」
 「口が悪いところも好きだ。その小さな胸が好きだ」
 「なんかもう全体的に好きだ、お前の事」

 なんだよこれぇ!
 Nちゃんによる記憶捏造とは一体……!(戦慄)
 
(……こ、これはコメントしにくい……)
 (というか改竄ぶりがひどすぎて、どこから手をつければいいのかわからないぞ)

 いや、本当だよ。
 今回のNちゃんはお茶目なのだろうか……。
 それとも、洵の深層心理を読み取った結果がこれなんだろうか……。
 どちらにせよ、Nちゃんグッジョブと惜しみない賞賛を送りたい。

 ・【2030/09/16 16:49】
  「あたしの悪意があんたの心を破壊するのが早いか、あんたがあたしを消去するのが早いか――」
  「試してみようか!」

  ここでも悪意除去が不完全だとバッドエンド4。
  シーンタイトルは「キラー・クィーン」。
  イギリスのロックバンドの曲ですが、奇しくも中澤工さんが手がけた過去作もキラー・クイーンです。

・【2030/09/16 11:51】
 「あんたがあたしを消滅させるんだ。いくらでも言い繕う事はできるけど、それはやっぱり殺人さ」
 「それを躊躇しないあんたには、人殺しの素養があるよ」

 今回のNちゃんの一人称は当然ながら「あたし」。 渡瀬verや宇喜多verに比べると普通です。
 肉体はないですけど人間なんです、だからあんたは殺人者なんですよ、とNちゃん。その通りです。

「ねぇ、『一殺多生』って言葉を知ってるかい? 洵が嫌いな言葉なんだけどさ」
 洵が目指すところの正義の味方という奴は『一殺多生』をする存在なのだと、某Fateで言っておりました。

「宇喜多さんに『弱い人間』って言ってたけど、洵こそが間違いなく――」
 「黙れって言ってるんだ!」
 基本的にNちゃんが言ってることは間違っていないので困ります。

「あの凪沙って子が、洵さんの心に残り続けているように……」
 「……その名前を出すんじゃない」
 被験体Nが、夏彦を鋭く睨みつける。
 「ムカつくんだよ、あいつ」
 「死んで9年も経つのに、洵の心にずっと残りやがってさ……!」

 凪沙に対して怒りをあらわにするNちゃん。
 洵と融合したこともあって、洵の心を多く占める凪沙に嫉妬しているのでしょうか。可愛い!
 クリア後コメント:そんな単純な心情ではありませんでした。Nちゃん……。

「……お前を殺すよ、被験体N」
 「やるなら早くやりなよ、ヒーロー」
 「そんでせいぜい長生きして、罪の意識に苦しみな」

 「あぁ……生きている限り、ずっとな」
 ああ、またしても貴重なNちゃんが……(仕方ないだろ)。
 それにしても、Nちゃんの言葉回しはすげぇ好みです。風見さんverにも期待しています。

・【2030/09/16 16:52】
 「こちらこそ……その、さっきはすみません。刃物持って迫ったあげく、なんかすごく失礼な事を言って……」
 「いや、いいさ……あのくらい言われてしかるべきだ」
 悪意が除去されてシラフになり、一転して借りてきた猫のように大人しくなる洵さん。
 まるで酔っ払ってる最中にやらかしてしまって、酔いが覚めてから後悔するかのよう。
 これは気まずい。だから後々に黒歴史になると言ったのに……。

・【2014/04/04 13:28】
 「えなもおとなになったら、おとうさんみたいなおしごとしたい!」
 一応、恵那先生も悪意に感染しているかもしれないので、ウイルスチェックをすることになりました。
 8歳の恵那ちゃんきゃわわ。個人的にはどっちの先生さんもいけます!(ぐっ)

・【2014/09/19 15:31】
 父はあの日、放火犯から誰かを庇って殺されたのだという。
 同時多発放火事件の際、『コミュニケーター管理官』であるお父さんは殉職なされたようです。

・【2028/04/05 07:50】
 「コミュニケーター管理課第一室長の黒田だ」
 「同じく管理官の比嘉」

 ぽっと出の新キャラ恵那先生の上司、黒田と比嘉さんです。
 どうも彼らからは桧山と堂島、江里口と柏木と同じ匂いがするようでなりません。

「その事を俺たちに知らしめたのが、他でもない、椿山室長が保護を担当していたコミュニケーターだ」
 「BC研究の被験体として、超心研に迎え入れられた女、通称『コミュニケーターA』」

 渡瀬と宇喜多の記憶にも出てきたコミュニケーターA。
 いろいろとパズルが繋がって参りました。

まぁ私には妻がいるし、恵那もいるし、別に悔しくはないさ。
 (もっとも黒田くんは独身なので、本気で悔しがっていた。哀れなり)

 恵那父の手記より、コミュニケーターAは彼ら以外の研究員と仲睦まじかったようで。
 黒田さん……サリュと似た美人なので、気持ちはわかるが……。

コミュニケーターSこと天川瞬氏と、天川美夜子研究員のチームは、早くもいくつかの成果を見せている。
 タイプSではないのにコミュニケーターSとは紛らわしい夏彦父ですよまったく(理不尽)。

我々は便宜上、これを『N化(Nobody化)現象』と名づけた。
 センシズシンパシーを多用しすぎるとN化してしまう…?

彼女のテレパシーを受信した超心研の研究員たちは、
 みな極めて攻撃的かつ不安・不穏な心理状態に陥ったのだ。
 (※とりわけ酷い反応が出たのは、江里口研究員・柏木研究員など)
 これはどうやら、ただのテレパシーではない気がする。
 通常のテレパシー受信時には起きない、奇妙な現象が頻発したのだ。
 (記憶のフラッシュバックや認識障害など)
 我々はこれを仮に、
 『NBC=Negative Beyond Communication』
 と名づけた。

 なるほど、この時点ではセンシズシンパシーは未発見だったわけですか。
 また、江里口・柏木とどっかで見た無様な故人の名前も出てきました(ひでぇ)。
 √Aで出てきたNBCはダークビヨンドコミュニケーションのことだったんですね!

点滴を替えにいった江里口研究員が、何らかのトラブルを起こし、彼女を逃してしまったようだ。
 江里口ェ……。まあ、センシズシンパシー喰らったら仕方ありませんが。

「なぜかその犯罪行為の大半は、『放火』だった。恐らくAの思考が影響したんだろう」
 なるほどなるほど、放火だったのには、そのような理由が……盲点でした。
 恵那父は、このときに放火犯からコミュニケーターAを庇って死んだそうです。
 しかし、√Aで恵那先生が「心を許したその対象者に刺されて」と言っていたのは…。
 まあ、放火犯が発生した原因がコミュニケーターAなので、その理屈もわからなくはないですが。
 ちなみに、Aは事件後に2年幽閉され、それからラボに移されましたが1年後に死亡したそうです。

・【2030/04/02 15:25】
 「まぁ任務につけば、すぐにわかるさ。純粋な子供たちと接し、その心をちょっと洗ってもらえ」
 自分も恵那先生の身も心も洗ってあげたいです。お風呂で。

・【2030/04/30 17:32】
 「こいつはクセェーッ! 下心の臭いがプンプンするぜ!」
 「えっ、下心?」
 「先生気をつけてくださいね? こいつ生来の年上好きで、年上なら誰でも好意もっちゃう奴なんで」
 なんか元気なましろんを見るのは久し振りだのう(回想ですが)。
 そして年上好きな夏彦は、年下好きの自分とは相容れないな。
 まあ、悠里と恵那先生のおっぱいが素晴らしいことは認めるがな。

・【2030/09/02 13:22】
 「睡眠薬を投与され、死化粧を施され、遺体に見せかけられた、琴乃悠里本人だったのですよ」
 独自調査で、そこに気付くとは……やはり天才か……。
 恵那先生、元々、ADやプロキオンやWX粒子、悠里については御存知だったのですね。

・【2030/09/16 05:56】
 9月16日早朝、黒田と比嘉と共に、恵那はラボに向かった。
 黒田と比嘉も……だと……?
 あー、そういえば√Aノーマルエンドの死亡者リストでは、
 コミュニケーター管理官は3名になっていた……ということはー!

・【2030/09/16 10:08】
 (なぜ黒田室長と比嘉管理官は撃ち殺されているのに、
  あのレスキュー隊員だけが、首を折られて死んでいるの?)

 ぎゃー! やっぱりー!
 くそー、江里口と柏木を頭数に入れてなかったから、二人が死んだ研究員だと決めつけていた。
 冷静に見なおしたら、√Aで地下(Zeroエリア)にも死体があると仄めかしていたので、
 せめて人数だけでも気付いてしかるべきだった!人数合わないとは思ってたんだよなあ!
 クリア後コメント:まあ、それ以外は大体合ってのたので及第点としましょう。

・【2030/09/16 16:55】
 「心配ないわ。先生はこう見えて、社会を陰から護るスーパー公務員だからね」
 センシズシンパシーを終えて、再び現実。
 サリュに襲われている渡瀬を助けるべく、洵が飛び出していったので恵那も後を追います。
 恵那先生は伝説のスーパー公務員なので何とかしてくれることでしょう。

《渡瀬、どうした!?》
 「な、夏彦か!?」
 久しぶりに『幻聴』を聞いて、渡瀬は驚いたらしい。
 「脅かすんじゃねぇよ、これテレパシーか?」
 命を狙われている最中に、突然テレパシーが届いたら驚くってレベルじゃねーぞ!

《なりは小さいが、あの娘は猛獣だ》
 エキセントリックな性格とか猛獣とか本人のあずかり知らぬところで散々な言われようですね。

《わかったわ! 第2エリアね!》
 渡瀬の現在位置を恵那先生に伝える夏彦。
 既に恵那先生は心を開いてくれているため、テレパシー&エンパシーで通信可能です。
 いやあ、ようやく本来あるべきBC能力の正しい使い方が実践されましたね。おせぇよ!

(もう渡瀬も、いい加減ボロボロだ……!)
 ( 0w0)<ワタセノカラダハボドボドダ!
 まあ、夏彦がパシリまくったせいでもありますが。

「ひこりん、まさか隊長さんが心配になったの?」
 「違う、サリュが心配なだけだ」
 ましろが起きていたら『このツンデレめ!』と言われるだろうと思いつつ、夏彦は答える。
 ┌(┌ ^o^)┐

・【2030/09/16 17:03】
 「俺を信じられないのはわかるが、今は戦う時じゃない!」
 「夏彦たちのところへ行け! あいつらはお前を探している!」

 間一髪、サリュから一時的に逃げ切れた渡瀬。
 何度も夏彦たちのことを伝えてはいますが、サリュは信じてくれません。まあ当然か。

「お……お前が、死体を、移動させていたのか……?」
 一難去ってまた一難。
 今度は風見さんwith被験体Nの死体と遭遇です。
 15持38分にファクトリー付近で渡瀬がやり過ごした人物は風見さんだったようで。

「この子が、私の妹だから……」
 「凪沙だから、ですよ……」

 ~
 「N……? 凪沙のイニシャルですね……」
 駄目だこいつ、早くなんとかしないと……!
 クリア後コメント:駄目なのは自分だった。既にBCや花屋など、伏線は張られていたというのに。

(風見は、もう……!)
 ――心の平衡を、失っていた。
 風見さんはひび割れたガラスのハートの持ち主だったようです。

・【2030/09/16 17:05】
 「あぁ……ようやく、再会できた……!」
 サリュは安堵の微笑を浮かべて、こちらに突進してきた。
 「ぐほっ!!」
 小さなサリュの頭が、夏彦のみぞおちにめり込む。
 渡瀬を追うためか、はたまた渡瀬の言葉通りに第5エリアに行こうとしてたのか、
 Nエリアを経由しようとしたところ、見事に夏彦と出会うことができたサリュ。ロケットずつき。
 くそ……イラ壁しちまった……(夏彦への殺意+1)。頭でみぞおちをぐりぐりされたい……。
 
 余談ですが、サリュはNエリアを行き来できるセキュリティカードを所持している様子なので、
 √Aで渡瀬・洵・宇喜多・風見さんの4人(先生は宇喜多に射殺)を皆殺しにしたバッドエンド9では、
 ひょっとしたらサリュはNエリアの夏彦の死体を見つけており錯乱していたのかなあと。
 ここまで再会を喜んでいるので、夏彦の死体を見つけたときには……復讐鬼になってもおかしくない。

「……混乱中」
「博士から、悠里は9年前に死んだと聞いていた。それで夏彦は、彼女の幻覚を見続けていると」

 夏彦と一緒にいる悠里を見て混乱するサリュ可愛い。

「気のせいかもしれないけど……悠里を見た時、何か懐かしさのようなものが……」
 「って……悠里は会った事あるのか?」
 「な、ないよ。気のせいだと思うよ」
 思いっきりどもる悠里さん。
 忘れかけてましたが、被験体Yはサリュの可能性が高いので、面識はある可能性も。

「悠里、あなたが――」
 「私の記憶を、操作したのね」

 なんだってー!
 というか、よく考えたら記憶操作できるのは被験体Nと悠里しかいねぇ!シット!

・【2027/09/01 10:00】
 「3号被験体Nから、2号被験体Yへ。センシズシンパシー開始」
 サリュは被験体Nから技術者の記憶を移されるバックアップ、という役割を担っていたようです。
 ラボと鹿鳴市、そしてとある企業が手を組んで作り上げた、産業スパイの構造だとか。
 とある企業というのは、まあ、ベテルギウス新薬のことでしょう。

(あれに比べれば、どんな実験もまし……)
 それが5年前に終った事を、サリュは感謝している。
 今の実験が始まる前は、タイプSになるための照射実験をさせられていたようです。
 なんというか、もう、ラボの連中は全員記憶を破壊されればいいんじゃないかな。

その小説は哲学的な内容で、冒険モノを好むサリュの好みとは離れていた。
 SF好きのサリュ可愛い。

「あなたが赤子だった頃にいたフランスの孤児院が潰れてしまい、
  行く宛てのなくなったあなたを私が引き取ったの」

 博士は表情を変えず、そう答えた。
 だがサリュは首を振る。

 「嘘」
 「え?」
 「私はラボの中で生まれたはず。かつてラボにいた被験体から生まれた子なのでは?」
 バレテーラ。

「……あなたの母親は、アリス・アンフラメというフランス人女性」
 特にサリュに対しては機密事項でもなかったようで、あっさりと教えてくれる美夜子さん。
 曰く、アリス・アンフラメはサリュの出産時に産褥死で亡くなってしまった。
 父親は、安曇衛士という、ラボの研究員で、当時のアリスの担当管理者だった。
 その父親も、サリュの誕生を待たずして、実験中に事故死した。
 名前の由来は、優しく包み込むような、そんな女の子に育って欲しいとのこと。
 ううむ、安曇さんは消されたんだろうなあ。
 16年前の放火事件を防げなかったことと、被験体を孕ませたことの責任によるものか。

・【2027/10/01 14:06】
 「被験体Nが……人格を失ってしまったの」
 今から3年前、被験体NはN化してしまい、サリュへの実験は中止されたようです。
 この時点で、被験体Yことサリュの存在意義は消失したといえましょう。事実上の破棄です。
 既にサリュも人格消失の一歩手前まで来ており(その影響で人の心が読めない)、
 本来なら処分されて然るべきですが、美夜子さんが何とか食い止めていた模様。

・【2030/09/09 21:34】
 「『優衣の記憶を改竄し、ラボの実態に関する全記憶を抹消する事』」
 ~
 「三ノ宮は、私の旧姓。ルイーズは――『気高き戦い』という意味よ」
 そして今から1週間前、被験体Yことサリュは美夜子さんの伝手により、
 記憶を悠里に削除された上で、夏彦の元へと赴くことになった、ということでした。なるほど。

・【2030/09/10 16:30】
 「琴乃悠里についての情報は、すでに把握してある。なるべくうまくやるつもり」
 翌日、夏彦の身辺警護の任を与えられたサリュは、美夜子さんと鹿鳴市内にやってきました。
 当然ながら、夏彦の脳内彼女についての情報も美夜子さんから与えられております。
 自信たっぷりですが、実に不安そうな表情の美夜子さんです。そりゃそうだ。

「これはAir Reading Masscot Systeme、通称『ARMS』と言ってね」
 さりげなくフランス語読みに……! なんという細かい……!

「……えぇ、さきほど私も知覚しました。恐らく特監ナ2号のテレパシーです……」
 直後、夏彦さんの超テレパシー炸裂。もうラボ側にも一瞬でバレバレやないすか。

・【2030/09/11 08:10】
 学校へ転入するサリュ。
 どうでもいいですが、このシーンの出だし、ちょっと文章がおかしいですね。重複してた。

・【2030/09/16 06:50】
 「……また、君か」
 「……また、あなたなの」
 そして事件当日。
 昨日の夜に戦ったテロリスト・渡瀬とエンカウント。
 「やっかいな奴だよ、君は!」と渡瀬は思っておられることでしょう。まじで。

「……悪い事は言わん。さっさと逃げろ」
 「早く逃げないと隔壁が閉ざされ、脱出不可能になるぞ。火勢も激しさを増し、焼け死ぬかもしれん」
 「どうやら子供の正義感で、俺たちの計画を阻止しようと思っているみたいだが――」
 「自分の身を危険にさらしてまで、俺と戦って何になる?」

 子供は帰ってママ(美夜子さん)のおっぱいでも吸ってなとサリュに言う渡瀬。
 √Aでサリュが言った「あなたは前回も、私に同じことを言った」とは、このことですね。

・【2030/09/16 17:12】
 「……知らない方が、きっと幸せだった」
 回想が終わり現実。あーいけないんだー夏彦がサリュを泣かした―死ねぇ!

「私の人生が灰色だったとしても、この数日間の想い出は、彩りに満ちていた」
 「その想い出があれば、どんな過去にも耐えられるから……」

 サリュは強い子だなあ。どっかの妄想彼女を飼っていた誰かさんとは大違いや。

《テロ発生直後の爆発に巻き込まれて、病院で治療を受けていたの》
 《つい2時間ほど前に戻ってきて、今は…――…―――》

 その後、試しに美夜子さんにテレパシーを投げたら届きました。
 今まで何やってたかと思えば、最初の爆発で病院送りされてたんですね。

《床に頭を押しつけてみたら、通信できるようになったわ》
 想像したらワロタ。相変わらず、人の目を気にしない方ですね!

《……逃げるのは、難しいわ。外には保安六課が待機している》
 ~
 《保安六課は今回の一件を、Qによるテロだと睨んでいる》
 《銃で武装して照明も落として、隔壁が開くと同時にあなたたちを全員確保するつもりよ》

 √Aのノーマルエンドで突入してきた連中が保安六課でしたか。
 やっこさんは、すべてなかったことにする気マンマンのようです。

《わたしが悠里ちゃんたちのために、ずっと用意してきたものがあるの》
 《BrainCellの権限を奪う、ハッキングソフトが……!》

 悠里の記憶で言っていた例の勝利フラグですね!
 最後に残ったみちしるべ! もう何も恐くない!

《愛してるわ、夏彦! 外で必ず―――………》
 この状況下、かつ心の中でなら、不器用な美夜子さんも本心を伝えられました。てやんでえ。

「ねぇひこりん、博士がどうして毎日、ラボに寝泊まりしてまで研究を頑張ってたと思う?」
 「博士の研究テーマの1つが、『コミュニケーターの寿命の延長』だったからだよ」

 ~
 「博士が費やした10年間が、コミュニケーター全員の命を延ばすかもしれないんだよ」
 「あんなすごいお母さん、どこにもいないよ……!」

 息子との今を失ってでも、息子の未来を守ろうとしていた美夜子さん。
 そのことを知った瞬間、夏彦が美夜子さんに抱いていたわだかまりは、溶けてなくなったのでした。

・そして√Double Chapter5へ――



前回よりはちょっとだけ短めでしたね!(感覚麻痺)

今回は母と息子の和解という、イイハナシダナーで終わりました。いやあ良かった良かった。
これで夏彦と悠里は、渡瀬に続いて宇喜多・洵・恵那・サリュを仲間にすることができました(ましろんは寝てます)。残ったラスボスは風見さん。その戦闘力は宇喜多と洵を遥かに上回ることでしょう――。

次回、この長かったルートダブル感想も遂に完結!(おそらく!)(きっと!)(そうだといいなあ!)
スポンサーサイト

comments

comment form

管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

みとす@ミトシィ

Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

Twitter
絶賛応援中
『シルヴァリオ トリニティ』応援中!
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
巡回サイト
バナー
『ef - a fairy tale of the two.』応援中です!当サイトのバナーです。
(C)KADOKAWA/HOBIBOX/ blank-note
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。