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【感想】 真剣で私に恋しなさい!S


「こ、この闘気…川神院の方から? 何がおきてるの?」
「…モモ先輩でも学長でもない…一体誰の…」
「なんつう莫大な闘気だ…いないはずだろこんなの」
「…っ! な、なんだ誰だこの気の持ち主は…!」
「押し潰されそうな重圧…これは」
「…川神の方から感じる…まずいなぁ」


お母さん、川神市は今日もハチャメチャ(ドラゴンボール世界)です。

・真剣で私に恋しなさい!
http://minatosoft.com/majikoi/index.html
・真剣で私に恋しなさい!S
http://minatosoft.com/majikoi-s/index.html


【シナリオ】 A
本来、『真剣で私に恋しなさい!』のファンディスクの位置付けだった本作。本編の各ヒロインルートの後日談や、本編で攻略不可だったサブヒロインの補完ルートだけでは飽きたらず、数十人も新キャラ(言うまでもなく無駄に豪華声優陣。正直どうでもいいサブキャラに井上和彦さんを起用とか馬鹿なのだろうか。ありがとうございます。いいぞもっとやれ)を追加したボリュームたっぷりの新規ルートを作っている内に、ありのままに起こったことを記述すると気が付けばファンディスクというレベルを超越した正統なる続編になっており、何を言っているのかユーザーどころか当のクリエイターも分からなかったと思われる。嫌いではない。

後日談や補完ルートは、ヒロインたちとラブラブいちゃいちゃエロエロしまくるという、この手の作品のファンディスク本来の姿を体現した、言わば予想の範疇である特筆すべき点もない内容であったので割愛。いや、嘘。特筆すべき点あった。不死川心が可愛かった。やれば出来る子だと本編の頃から信じていました。にょほほ。

さて置き、肝心なのは新顔が大量投入された新規ルート。こんなに増えてます。増えすぎやん。だがそれがいい。実質的な新規ルートは松永燕ルート、九鬼紋白ルート、小雪ルートという名のグランドルートの三本立て。それぞれのルートで、幽☆遊☆白書の暗黒武術会的な武闘大会(実況の中の人が同じ)、九鬼で執事役をこなしながらの人員スカウト、梁山泊や反乱分子との最終決戦など見所があり、王道な展開にイイ感じで燃える出来。相変わらず大半のシーンにパロディネタが仕込まれており、シリアスなのかギャグなのか判断に迷います。すべてのネタを拾える人などそうそういないので問題はないのだろうか。いやその理屈はおかしい。

個人的な不満を挙げるとすれば、ラスボスさんはもっと理不尽な強さを発揮してもよかったのでは、と思わないでもない。モモ先輩と一度もぶつからずに終わってしまうより、燕先輩とモモ先輩がタッグで打ち倒すくらいの熱い展開が欲しかった!(個人的な趣味です)

まあ、燕先輩が腹黒かわいかったので大方満足です。


【キャラクター】 A+
再・こんなに増えてます。上で述べた通り、無駄に豪華声優陣であり、サンプルボイスを聴いただけで「あんたかよ!」と突っ込んでしまう程。個人的に中の人で驚いたのは、松永久信役の小野坂昌……もとい、リカルド大吉さん。この人、エロゲ出演OKになったんですね。他にも超ベテランが大勢出演しており、相変わらず本作だけでガンダムやらテイルズやらが数本作れてしまうという馬鹿げた豪華さに屈服。豪華声優を強いられているんだ。声フェチの自分にはたまらない作品となっております。不死川心は可愛い。燕先輩に飼われたい。

あと、釈迦堂でもアウトなのに、カラカルは完全にアウトォー!(嘘喰い的な意味で)
この作品のせいで、まだアニメ化もしてないのに、嘘喰いの声優が脳内で決まりつつある……。


【システム】 A+
アニメーションすげぇの一言。全容量の4割近くがアニメーションってどういうことだってばよ。
そして、ここ数年の戯画システムの安定感は異常。でも相変わらず戦闘CGは少ないのよね。


【総評】 A+
『真剣で私に恋しなさい!』のファンには満足できるであろう一品。
逆に言うと、というか言うまでもなく、前作未プレイの方は門前払いなので、まずは『真剣で私に恋しなさい!』をプレイした上で、作風が気に入ったのならば購入すればいい、というある意味で分り易い作りなのは評価点。最近のシリーズ作品を例に出すと、『神咒神威神楽』や『輝光翼戦記 銀の刻のコロナ』などは前作と地続きであっても作風が異なるので、「前作が好きだから今作も好き」とは一概に言えなかったりする。その点、本作は完全に同一作品なので安心してプレイできます。良いことだ。

というわけで、豪華声優陣とパロディネタが大好きな方には、前作合わせてオススメです。
今回はHUNTERXHUNTERや幽☆遊☆白書のネタが多かった。あと何故かFF5。なんでさ。
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Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

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