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【感想】 Rewrite 【壁紙あり】


           さあ、まずは満ちようではないか。そして…過酷な淘汰をはじめよう。


2009年4月1日に制作発表され、シナリオ担当が田中ロミオ・竜騎士07といったKeyとは到底不釣合であるアレゲな面々であったことから、どうせエイプリルフールネタだろう鍵乙!と高を括っていたところ実はガチであることが判明し、はいはいワロスワロス状態だった我々という幻想を見事にぶち殺した話題作『Rewrite』が、2011年6月24日に満を持して発売されました(説明口調)。

ループ大好きっ子として定評がある我らがロミオと竜ちゃんのタッグに加え(この二名に関しては当ブログで度々ネタ話題に挙げているので細かい説明省略)、Keyの前作『リトルバスターズ!』で期待値上昇中の都乃河勇人(愛称:殿)がシナリオを手がけるとくれば、そりゃあ奥さん、『Rewrite』は疑いようもなくループ・ザ・ループじゃよ!とドヤ顔していた僕ら。――の顔前に投下された爆弾が上のオープニングアニメ。そのとき、我々に疑念走る。おわかりいただけただろうか。学園ループもの(セカイ系)かと思ったら能力者バトルものだったでござるの巻。誰だよ疑いようもなくループ・ザ・ループとか言ってた奴。腹切れハラ。

実のところ、このオープニングアニメも2011年のエイプリルフールに投下されたものであり、どう見てもネタです本当にありがとうございました……と信じたかったが、冷静に考えて発売直前の時期にフルアニメーションという無駄に資金を費やしたネタを振る舞うわけなかろうと自己論破。まあ、ループものに特殊能力バトル要素が付随するのはままあることだと自己暗示。ロミオなら大丈夫だ、問題ないと自分に言い聞かせつつも、とりあえず竜ちゃんは要警戒だなと冷静に判断し、『Rewrite』に臨むのでした。

また、余談として、2010年のエイプリルフールは『Rewrite』エロゲ化決定というネタだったものの、これは後に18禁追加版を出す予定は絶対にないと赤字宣言され、上記二つとは異なりフィクションであることが確定。鍵作品にエロは不要と断じてやまないクールなワタクシめは、一片の曇りなくこう宣言致しましょう。

「あのさぁ…Keyがそんな嘘ついて何の得があるわけ?」、と(※フラグです)。


【シナリオ】 A
(・人・) ← おっぱい。

……失礼。少々、錯乱しました。
まず、『Rewrite』の感想を述べる上で必須事項であるシナリオ内訳について言及しておきましょう。事前に発表されていた公式情報から見て、各ライターの担当シナリオは以下の通り。さすがに赤字宣言できるレベル。

 田中ロミオ : 小鳥、朱音、篝(Moon及びTerra)
 都乃河勇人: ちはや、静流
 竜騎士07  : ルチア

共通部分は基本的にロミオでありながら、各ヒロインに関するイベントでは担当の二人が執筆している模様――と言いますか、唐突に文体と一部ではキャラクターの性格が変わるので誰の目にも明らか。Key作品は昔から複数ライターでも自然と成り立っていましたが、今作では投入された新戦力アイン&ツヴァイの個性が濃すぎであり、調和とか調停とかアレとソレが織り成す絶妙なハーモニーとか、そういう平和的要素が成立するポイントオブノーリターンを時速数百kmで軽々と通過して後ろを振り返らなかった。爆走兄弟だった。

それでも、文体が違うだけなら良い……いや、良いかどうかは微妙ですが、百歩譲って許容範囲であります。が、文体以前に、世界観や設定やキャラクターの性格に齟齬があるのは世界がヤバイ。江戸川区民が「あれれー?おかしいぞー?」と矛盾を指摘する前に、【この疑問点を覚えますか?】と画面上にシステマチックな選択肢が表示されるくらいヤバイ。篝ちゃんが問答無用で救済始めっぞ。ぱないの。

まあ、ネガティブな要素はひとまず脇に置いて、肝心の各ルートについて絶賛していきましょう。
予め断っておきますと、自分はロミオ作品も竜ちゃん作品もリトバスも大好きヒューマンです。
※ 小鳥→ちはや→朱音→静流→ルチア→篝(Moon、Terra)の順にプレイ

★小鳥ルート
どうあがいてもロミオ。
まるでアバン先生が「さて、まずは小手始めに絶望を味わってみましょうか(爽やかスマイル)」とドラゴラムを唱えてLV1の勇者に襲いかかってくるような展開にロミオファン失禁。主人公の瑚太朗と同様、ユーザーも蚊帳の外に置かれ、何が何だか理解できぬままに“詰み”となり迎える終局。掴みのシナリオとしては文句ないと思います。……え? 先に他ヒロインのシナリオをクリアしてるって? ………、……………。んー。
あと、終盤はロミオなりにKey作品=泣きゲーを意識した展開だった気がしないでもありまんもす

★ちはやルート
随分と便利な能力だったんすねえ!(小鳥シナリオ直後にプレイした際の素直な感想)
小鳥シナリオでオーロラが右手オンリーだったり、身体から分離すると効力をなくしたりするシビアな設定は何だったのか。どちらを先にプレイするかで印象が異なりそうですが、とりあえず世界設定担当の方を主軸に考えたい。まあ、運命の大先輩・咲夜と修行しつつ戦闘特化の上書きも頻繁にした影響、ということにしておく。
咲夜に関しては異論はないものの(むしろ格好良い男キャラは大好物である)、問題はミドウ、ほっしーだよ。
キャラが掘り下げられる前に退場してコタローと本が薄くなる展開に陥ったのがすげぇ興奮した違和感。
ご都合主義展開も、ある意味ではKey作品らしいし、後半ルートで再登場するなら別にいいか、と保留。
そう、この時の自分は、作品終盤でミドウさんが大活躍すると信じて疑わなかったのです(※フラグ)。

★朱音ルート
エロゲじゃねーとかざけんな!
何が「鍵作品にエロは不要(キリッ)」だよ。頭おかしいんじゃねぇの。おっぱいじゃねぇの。
そんな華麗な手のひら返しをするほどに会長が魅力的だったのは言うまでもない。おっぱいおっぱい。
まあ、朱音に自首して罪を贖えと強要しつつも、結局は逃げ道を作る瑚太朗も大概なので親善大使。
オーロラ獣は魔物使いとしての訓練の影響であることが明白なので、ちはやのソレより違和感はなかったが、そもそもRewrite能力自体が『エヴォリミット』の“超越進化”並に何でもありなので、もう正直どうでもいい。
ロミオスキーとしては満足できたシナリオだったけれど、Keyファンから見るとどうなのかね、これ。さて。
……おや? そういえばミドウは?

★静流ルート
ガイアサイドを描いた朱音シナリオとは対照的に、ガーディアンサイドに焦点を当てた静流シナリオ。
……なのだが、何だろう。両親との和解イベントもないし、ギル&パニも扱いが適当だし、ミドウ出ないし。
期待していた展開をすっ飛ばしてジ・エンドで、失速したような印象を抱いてしまったけど静流可愛い。
日記の演出はKeyスメル全開で好印象。全体的に地味だったのは否めないがな。ミドウ出ないし。

★ルチアルート
竜騎士07さんがログインしました。
最初に褒めておくと、シナリオ自体は面白かった。ひぐらしのホラー展開や、うみねこの猫箱理論(主人公以外の一人称視点がまったくアテにならない理論)を引きずり過ぎだとか思わないでもないが、というか非常に思うが、ルチア視点の強引なミスリードは竜ちゃん初見の方には受け入れ難いだろうと心中察するが、読んでいて飽きなかったし、相変わらずホラー描写(煽り)は上手いなあと感心した。後半もひぐらしの陰謀論や謎の組織や黒幕女や大量殺戮を連想する展開だったが、面白くはあった(戦闘描写は好みの問題だと思うので割愛)。

が。

これは同じ作品なの…か…?
そもそも、作品の前提となる設定が違う。違和感の筆頭である瑚太朗は、口調も趣味も価値観も異なり過ぎて別人と化しており、まるで前原圭一や右代宮戦人に似た誰かの様相。後ろ向きに前向きな基本ネガティブ思考をしていた他ルートのコタローは上書きされました。それは恐ろしいことですって咲夜が言ってた。
ルチアルート単体として見ると問題ないが、『Rewrite』という作品全体から見ると、文体も浮きすぎ、設定も変わりすぎと、丹精に作られた懐石料理にラーメン二郎をぶち込んだかのような不調和が、ユーザーのストレスという名のアクセルを踏み過ぎて大爆発。未読スキップされても文句言えないレベル。

方向性(プロット)は同じでいいから、せめて他ルートとの整合性や調和を取って欲しかった。
これは竜ちゃんだけでなく、一度も駄目出しをしなかったQC担当のだーまえこと麻枝氏も悪い。
シナリオ自体は大分前に上がっていたようだし、これは完全なミスと評価せざるをえない。
あ、当然ですが、ミドウさんは出ませんでした。

★篝(Moon、Terra)ルート
ロミオばんじゃいじゃいじゃいぃぃぃいいい!!
ただ、Moonは文句ないとしても、TerraはKeyファンが望んだ泣き展開じゃないと思うんだボカァ。
見事な伏線回収だったけれど、ネットの評判を見る限り、リトバスのRefrainの方が受けは良い模様。
もうちょいKeyというブランドで出す意味を込めるべきだったかなと。例えばアトリエかぐやでエロ皆無シナリオ重視の作品を出されるとブランドの存在意義を疑われるように、Keyでは泣きゲーをプッシュすべきだったと愚考する。自分でも好きじゃない表現ではあるが、消費者のニーズ、信頼、期待、だいじ。きっと。
ロミオファンである前に、Kanonからオタ世界に足を突っ込んだ身としては微妙に残念でした。

ミドウの出番なんて、なかった。


【キャラクター】 A
①てっきり小鳥さんが物語の鍵を握るキーパーソンかと思ったらそんなことはなかった。
  確かに立場的に“鍵”は握っていたがね。違う、そうじゃない。そういう意味ではないんだ。
ミドウとは何だったのか。
③会長の、お、おっぱい触らせてください。
④デート中のルチアが可愛かったのは認めるがな。
小此木さん何やってんすか。 ※ひぐらし・うみねこパロディ
  山狗からガーディアンの精鋭部隊とか大出世じゃないすか。やったね鳳1!
  CGだけでなく、地味だけどエンディングにもいやがる……どういうことだ……。


【システム】 A
いつものKey。システム周りでプレイ中に不快に思うことは特になし。
強いて言うなら、「次の選択肢へのジャンプ」があっても良かったかもしれない。
あとMAP画面。初回は楽しめるとしても、二周目以降はただの作業になるのがやや難点か。
余談ですが、半年前に新調した自分のPCでは快適だったものの、重かったという意見もチラホラ。


【総評】 A
会長のおっぱいに始まり、おっぱいに終わる物語。

全クリア後に開放されるお決まりのネタルートが、「いま分かりました。宇宙の心は“おっぱい”だったんですね!」を素で肯定する内容だったので、本編の良い点も悪い点も何もかもが吹っ飛んでおっぱいになり、そう、つまり、おっぱいだ。……実はこの感想を書いている間もずっと考えてたんだ…おっぱいについて。おっぱいって一言で片づけてしまうと単なるおっぱいだけど、見方を変えれば…なんていうか…それもおっぱいだ。するとどうだろう…もう、おっぱいにはおっぱい以外はなくて、それは揺るぎない…おっぱいだ。だから、会長。会長のおっぱいも、同じおっぱいであり、それは揺るぎないおっぱいなんだ。おだててるわけじゃないよ、僕なりのおっぱい論を述べただけだから。じゃ、今日もそのおっぱいと遊ばせてもらうよ。敬意を払ってね。

シナリオに関して言いたいことは、既に上で述べてしまったので、総評ではおっぱいに触れました。
実際におっぱいに触ることが出来れば、なおのこと良かったのですが、残念ながらおっぱいはノータッチです。

一応まとめると、自分の『Rewrite』に対する評価は、可もなく不可もなく、といった結論。
泣きゲーにも燃えゲーにも成り切れていない印象が強く、もう少し何とか書き換えられたんじゃないかなあと。
それでも水準には充分達しており、プレイ中は間違いなく楽しめました。最近はそんな感想ばかりですが。


rewrite_wp.jpg

とか何とか言いつつ、クリア後の余韻で壁紙をバババーッと作ってしまう男がそこにはいた。
どう見ても自分だった。か、勘違いしないでよ、別に『Rewrite』のことを好きになったわけじゃないんだから!
敢えてアニメパート縛りで作成。ミドウさんのバストアップ映像がなく、入れられなかったのが唯一の心残り。

ダウンロードは外部アップローダからどうぞ。例によって怒られたら公開中止しますのであしからず。

DL rewrite_wp 1680×1050

アッミーゴ!
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みとす@ミトシィ

Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

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