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【感想】 るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-


                「どうして、他人を傷つけて平気なの?」
               「どうして、他人を踏みにじって嗤えるの?」
         「どうして、ほんの少しでも、相手のことを思い遣ってやれないの?」
                    「自分の下らない欲の為に」
                       「そんなことの為に」
              「必死で生きてる人たちを踏みにじれるの!?」
                   「どうして! どうしてッ!!!」
      「どうして、どうして、どうして……! どうして! どうして! どうして!
        どうしてッ! どうして! どうして! どうしてどうしてどうしてッッ!!!」
              「お前なんか人間じゃないッッ!!!!!!!!」



まさかファンディスクで清楚系の美少女がL5発症するとは誰が予想しただろうか。
でも、そんな智ちんも魅力的で素敵だよ。むしろ撲殺されてもいいからセクハラしたい。
具体的には、まず脈絡なく後ろから抱きついて智ちんが驚いてる隙に自然とスカートの中に手を侵入させ太ももをまさぐり「やぁの!それやぁの!」と悶えさせながら徐々にスカートの中の手を上方へツツツと移動させ足の付け根と禁断のデルタゾーンホワイトベースの境界をスリスリすると同時に舌でうなじを攻めて「ぎゃわー!あぅん、うなじはだめだめ、うななななな!」と涙目にさせたい

「通報されるが大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない」

使い古された格言で申し訳ないけども、僕はこう言うよ。
――こんな可愛い子が女の子のはずがない。
                                     (※和久津智は男の子です)

【ストーリー】 A
本編の五周目で大団円を迎え、完結したと思ったら普通に六周目が始まったでござるの巻。

本編が「るい→花鶏orこよりor伊代→茜子」の順で終わったので、真ヒロインは茜子さんだぜ愚民どもひれ伏せーと思ったら、ファンディスクで「→宮和→央輝→惠」と何食わぬ顔で追加され、茜子さん大敗北。ざんねん、あかねこのぼうけんはここでおわってしまった。そう、『るいは智を呼ぶ』は二部構成の作品で、本編が前編、ファンディスクが後編だったんだよ!(もうちょっとだけ続くんじゃー!)

今回の話の肝になるのは、智ちんの『未来視』の能力(正確には『未来の可能性を扱う力』)。
智ちんは過去から未来へ流れる無数の『可能性』を、ただ『視る』だけではなく、その流れを変えることさえ出来る――もともと存在し得ない未来を『視る』ことは出来ないが、起こり得る可能性がゼロでない限り、その未来を『視て』引き寄せるという、どこぞの奇跡の魔女や劫(アイオン)の眼めいた能力であり、実は本編&ファンディスクのどのルートも、智ちんがハッピーエンドに辿り着くために何度も観測した未来の可能性だった、というオチ。追体験した未来を認識して蓄積できるのは上位世界の智ちん≒『未来視』の能力そのものであり、下位世界の智ちんは勘や閃きといった具合で(双子の姉である真耶はより具体的なビジョンを持って)観測した未来に至るまでを無意識下で把握する。一見、便利すぎるチート技に思えるけども、智ちんが望むハッピーエンドは誰もが幸せになる世界であるため、物語開始時に人生終了してる姉や死ぬか殺すか二択しかない真ヒロインのせいで、幾万幾億とトライアンドエラーをしてもゴールに辿り着けない上位世界の智ちんは古手梨花状態に陥ってしまい、脳が燃え尽きるほどヒート。下位世界の智ちんも並行した可能性の自分と似非リーディングシュタイナーが発動しまくるエラー状態。いわゆる紫色のクオリア。

俺の智ちんを虐めてやるなよォ…!(もう智ちんのライフはゼロよ!)
でも、こういう話が大好物な自分にとっては最高のご褒美でした。


【キャラクター】 A+
 『るいは智を呼ぶ』の主人公は和久津智である。
 和久津智は男の子である。
 和久津智は容姿がヒロインより可愛い。
 和久津智は言動がヒロインより可愛い。
 和久津智は声がヒロインより可愛い。
 和久津智は性格がヒロインより可愛い。
 和久津智は趣味がヒロインより可愛い。
 和久津智は仕草がヒロインより可愛い。
 和久津智は反応がヒロインより可愛い。
 和久津智は泣き顔がヒロインより可愛い。
 和久津智は病んでもヒロインより可愛い。
 和久津智は喘ぎ声がヒロインより可愛い。
 和久津智は学園では清楚なお嬢様として認識されている。
 和久津智は頻繁に学園の男子学生、女子学生からラブレターを受け取っている。
 和久津智は人気投票で得票率39.7%を記録して、ヒロインを差し置いて1位となった。
 つまり、投票に居合わせた39.7%が、和久津智がヒロイン以上の存在であると認めた!
 従って、和久津智は主人公でありながら、ユーザーにヒロインでもあると認識されている!
 すなわち、和久津智の視点で進む作中の全ルートが和久津智ルートであると言える!


「……はい。“赤き真実”、有効です。」
「…………何という、……緻密かつ精密な詰め……。」
「こ、……こいつを、どう手を打ちゃいいんだ…。ワルギリア…!何か手はないのか……?!」
「………………私には、…何も思いつきません…。」
「…ロノウェは?!」
「……………………。………申し訳ありません。
 ……しかし、この千年。…これほどまでに、
 ……精密なる美しい盤面を見たのは、…初めてです。」

「…………悔しいですが、……………美しい………。
 ……何て、……美しい赤による、……チェックメイト……………。」


というお話だったとさ。


【システム】 A
描画が異常に重いが、十中八九スペックが不足しているのが原因。
前作(コミュ)に続き、イベントジャンプ搭載なので便利。あと智ちんが可愛い(関係ない)。


【総評】 A+
男でもいい、避妊するから!(←結論)

単発作品のファンディスクということで、既存ヒロインとのイチャラブや攻略不可ヒロインのルートを補完するだけかと思いきや、どうせだから本編の設定を拡大解釈した“ファンディスク”という、より大きな設定の箱で本編を囲っちゃえばいいんじゃね、という製作者側の意図を感じた本作――OK、茜子さん了解しました、嫌いじゃない、ファンディスクが独立せずに本編を侵食しまくるのは嫌いじゃないゾゥ。後出しで既に完結していた本編を“出題編”に変え、ファンディスクを“解答編”として持ってきた手法は面白く、公式HPの企画で「本編とドッキングして空を飛ぶ!!」と言っていた意味は「なるほど、そういうことですか…(したり顔で)」と理解。本編だけでも楽しめるのは勿論のこと、ファンディスクで更に世界観が拡張されるという、一粒で二度美味しい『るいは智を呼ぶ』、良作認定です。

ところで、惠以外のヒロインと付き合ってるときの智ちんは何だかんだで行動の節々に男の子が見受けられるのですが、惠と一緒になったときの智ちんはどの角度から覗いても女の子にしか見えない。というかお姫様にしか見えない。なにあれ、もー、惠が男にしか見えないというか、重度の王子様気質だから対称的に智ちんが女の子っぽく見えるとかそういうレベルじゃない、もー、なんなの、完全に恋する乙女じゃねーか智ちん、もー、なに、もー……もー!(すげぇ嬉しそうに)

智ちん可愛いよ智ちん。アニメ化しろ。してくれ。してください。
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【感想】 天使の日曜日 “ef - a fairy tale of the two.” Pleasurable Box.

    アニメefの神っぷりは冷静に考えて至高。

       「わたしはね、掛け値なし、混じりっけなし、看板に偽りなしの、魔女なの」


魔女と聞いて某作品の青い長髪の根暗そうな顔したゲロカスさんが頭をよぎったけれど、音羽の街に舞い降りた魔女・神代アリスさんは“そこまで”悪い魔女ではありませんでした。……ふ。魔女にろくなヤツはいないってのが俺の持論だったが。……改める必要があるかもな。\ピンポーン/


【ストーリー】 A
内訳は、後日談×4 → 幕間 → 外伝×3 → エピローグ の九章構成。

・After Story1 「ずっと、ここにいる」 宮村みやこ&広野紘
・After Story2 「今も夢のつづきを」 新藤景&堤京介
・After Story3 「素敵な試験」 新藤千尋&麻生蓮治
・After Story4 「天使の日曜日」 羽山ミズキ&久瀬修一


『ef - the latter tale.』終了後、一月初旬の日本の音羽における、本編一章~四章までの主人公とヒロイン、それぞれに視点を変更して八人四組の一日の行動を追う後日談。各人物の行動をまとめたタイムチャートを作ったりしてみると、また違った面白さがあるかもしれないので、どこかの誰かに期待します(他力本願)。
一つ言いたいのは、やはり羽山ミズキ&久瀬修一の年の差カップルは犯罪にしか見えないということだ。

・Intermission 「夢路の魔女」

上述の後日談「天使の日曜日」におけるワンシーン。羽山ミズキは、“音羽の街に天使がいるとの噂を聞き、あわよくば捕獲しようとやってきた”という自称魔女の神代アリスと出会う。アリスは天使=雨宮優子が既に地上を去ったことを知り、プランB(ねぇよそんなもん)に移行しようとしたが、自分の姿が視えるミズキに興味を抱き――。

・Another Story1 「君といる未来」 雨宮優子&火村夕
・Another Story2 「ふたりで描く明日」 広野凪&火村夕
・Another Story3 「プリンセス・サマー」 羽山水姫&麻生蓮治


魔女の魔法によりミズキが視た三つの幸せな夢。ゲロカス妄想と言うな。

「君といる未来」は、もしも優子がクリスマスの日、交通事故に遭わずに生きていたら、というifストーリーで、いわゆる一つのイイハナシである。ミズキ(旧名・未来)が夕のことを兄、優子のことを姉と慕って呼ぶ姿は、なんというか、もー、……もー! ミズキちゃんは、もー!!

「ふたりで描く明日」は、更に十数年前まで遡って過去が以下のように改変されており、世界線変動どころか、間違いなくアトラクタフィールドを越えている。よかった…収束は起きなかったんだね…(作品が違う)。

①震災で火村夕の家族が死ななかった → 妹の茜が生存し、雨宮優子と友人になる
②震災で雨宮明良が妹の明里を助けた → 優子を含めた雨宮兄妹の仲は良好となる
③施設で夕が優子を妹として受け入れた → 現在まで優子との交流は続いている


まさかのバッドエンドフラグ全回避。優子が夕の妹的存在になっているので恋愛フラグはバッキバキにへし折れたけれど、代わりに本編で破滅的な関係に陥った優子と明良が仲睦まじく暮らしているところを見ていると感慨深いものが……やめろ、ベルンカステルこっちくんな! ……それにしても雨宮兄妹(優子含む)は、その、なんだ、ちょっと、いやかなり、おかしい(←本音)。

「プリンセス・サマー」も引き続きバッドエンドフラグ全回避である。

①麻生蓮治が溺れていた羽山水姫を助けた → 水姫が生存し、蓮治が日本の音羽に残る
②新藤千尋が交通事故に遭わなかった → 千尋は五体満足で、日本の音羽に滞留
③羽山ミズキは羽山家に引き取られなかった → ミズキは旧名・未来のままである


ヒロインがドMでも相手が蓮治きゅんなら相対的にSになる(黄金の真実)。
ただし千尋のような大人しい系を除く。水姫ちゃんマジ淫乱――だが、私は一向に構わん。
未来(ミズキ)に関しては、「今日は月に一度の家族揃っての食事」「今日は火村さんのお給料日」「家族をさん付けで呼ぶ」とのことだったので、施設から火村宅に引き取られた? 母親が優子か凪かは不明だけれど、「ふたりで描く明日」と同じ世界線とすれば凪が濃厚か。

え? 久瀬? 知らんな……。

・The opening of the new world. 「The end of the fairy tale.」

エピローグ。ミズキが夢から覚めると、目の前には暗殺者のような強面の男がいました。
本編クライマックスもそうだったけれど、ミズキと夕の会話は作品の集大成っぽくていいね。
まあ、ミズキはこの後、変態ヴァイオリニストに喰われるわけだが(最低な発言)。


【キャラクター】 A
正史では既に故人である登場人物のキャラが濃い。惜しい人を亡くしたものだ…。


【システム】 A
大丈夫。安心と信頼と実績のminoriの作品だよ。


【総評】 A
プレイ時間5~6時間と短いながらも、綺麗にまとまった納得のファンディスク。
ファンディスクにありがちな、ただエンディング後の主人公とヒロインのイチャラブな後日談を書き連ねるパターンではなく、同じ一日を各視点から描くという趣向を凝らしていたアフターストーリーはもとより、ファンが待望した“もしも”を描いたアナザーストーリーは俺得。誰も死なず悲劇が起こらなかった世界は、決してご都合主義ではなく、むしろ道を違えず正しい選択をすることができたキャラクターたちを賞賛すべきであろう。おめでとう、おめでとう、と拍手すればいいと思うよ。……だからゲロカス妄想と言って心を蔑ろにするんじゃねェ!水姫&ミズキの親友丼したい!(←ゲロカス妄想)

総評。『ef - a fairy tale of the two.』は、ゲーム本編(前後編)・アニメ(1クール×2)・ファンディスクともに非常にクオリティが高く、内容も面白いのでオススメです。余裕があれば各ドラマCDやお楽しみディスクも。電撃文庫『ドリームノッカー』を手がけた御影さんの作品でもあるのでラノベクラスタの方々にも是非。

だが、最後の余韻ブレイカーなアレは正直どうかと思ったのは僕と君との秘密のアッコちゃん。

【情報まとめ】 PS3『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』

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本日発表されたPS3版『うみねこのなく頃に』に関する情報の詳細をまとめました。


  『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』
   機種:プレイステーション3
   ジャンル:ミステリーアドベンチャーノベル
   発売日:2010年12月16日(木)予定
   価格:8,379円 (税抜・7,980円)
   CERO:審査予定 「D」(17才以上対象)予定
   開発・販売元:アルケミスト
   発売元:加賀クリエイト


 ①原作との共通点と相違点
  ・途中に選択肢は一切ない。
  ・出題編(EP1~EP4)までをお茶会等を含め収録。
  ・キャラデザは、原作の肖像画などを担当した江草天仁氏と、FFC(アルケのグッズ絵担当)。
  ・立ちグラフィックはベアトリーチェだけで500パターン以上と、膨大なバリエーション。
  ・音声はアニメ版と ほぼ 同じキャスティングでフルボイス。
  ・声優変更は小此木:成田剣/須磨寺霞:島本須美のみ。
  ・原作のBGMをそのまま採用している。
  ・15組の作曲家による110曲ものBGMはリマスターされ、クオリティーもアップ。
  ・(作曲家一覧)-45、dai、M.ZAKKY、pre-holder、Ryu-Ga、SB*YUNE、sunny,cap,xaki、zts、
            あきやまうに、荒井英理也、グラサンねこ、スミイ酸、土井宏紀、プレコ、ラック眼力
  ・主題歌は志倉千代丸。タイトルは『誓響のイグレージャ』。歌:AsrielのKOKOMI。


 ②特典
 【予約特典】
  真実のペン(赤き真実・青き真実をモチーフにした赤青、2本のボールペン)
 【店舗特典】
  ①アニメイト限定版特典
   抱き枕カバー:ベアトリーチェ
  ②あみあみ
   描き下ろしテレカ:ベアトリーチェ
  ③いまじん
   描き下ろし図書カード:紗音
  ④ゲーマーズ
   描き下ろしテレカ:ベアトリーチェ&真里亞
  ⑤ソフマップ
   描き下ろしテレカ:朱志香&紗音 + クリアしおりセット
  ⑥メッセサンオー
   描き下ろしテレカ:ベアトリーチェ&縁寿(微エロ)
  ⑦メディオ・遊コン!
   描き下ろしテレカ:縁寿(微エロ)
  ⑧ワンダーグー
   B2タペストリー:ベルンカステル
  ⑨アマゾン
   レターセット:詳細不明
  ⑩ゲオ
   マネークリップ:詳細不明


・公式ホームページ公開
http://www.umine.co/

・スペシャルムービー公開
http://www.alchemist-net.co.jp/new-project/movie.html

・『うみねこのなく頃に』プレイステーション3でリリース決定
http://www.famitsu.com/news/201009/14033444.html

・PS3「うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~」,アルケミストより12月16日発売
http://www.4gamer.net/games/119/G011992/20100913077/

【感想】 黄昏のシンセミア


       「いけ。どこか、人の手の届かない所に。願わくば、お前の元の世界に」
             「お前は――人の世界にあってはならないものだ」



天女の羽衣伝説、村に伝わる山童という化け物、そして不老不死の薬。
この先にあるのは、人が触れてはいけないもの。禁断の麻薬(シンセミア)。
以下に、公式サイトへ投稿されたユーザーからの質問と、主人公の回答を紹介しよう。

Q1. ぶっちゃけた話誰が一番エロいですか?(キタコウさん)
A1. 孝介「間違いなくさくや(実妹)だな。ヤツは立ち絵からして妙にエロい」

Q2. 私が「絶対買おう!!」と思うような黄昏のシンセミアのアピールをお願いします♪(蒔課さん)
A2. 孝介「アピールか……。無駄にエロい妹がいる」

Q3. その“皆神さくや”が無駄にエロい実妹であると証明することは出来マスカ?!
    どれほど仕草がエロい妹キャラであろうとも、実妹であることを証明できない限り、
    実は血が繋がっていない義妹であると物語後半で判明するとの主張が可能デス!!
    また、“皆神さくや”が存在が無駄にエロいということをニンゲンの真実で示せマスカ?!
    本件のみ、赤き真実のみでの反論を無効としマスッ…!!(ミトスさん)




  「“皆神さくや”が 存在自体が無駄にエロい実妹 であると保証する…!!」

  あの、…百戦錬磨のエロゲマイスターが、……皆神孝介の黄金の一閃に、
  ………赤き太刀と青き小太刀の双方で受けきれず、…宙に浮かされて吹き飛ぶ…!

  見紛う事なき、……直撃。

  小さな巨人のような態度のでかさを持って感じられた彼が、
  初めて外見相応の軟弱さで、吹き飛び、壁に叩きつけられる…!


  「……見事な黄金の真実。………有効デス。」



……黄金の真実。赤き真実とは異なる方法によって紡がれる神なる真実。
……その力は赤き真実と同等デス。……時に劣るでショウ。しかし、時に勝ル!!
(黙れ)

この前書きに登場するQ3と、その投稿者はフィクションです。
実在する筆者の趣味、嗜好、性癖とは一切関係ありません。


【ストーリー】 A-
「誰かを残して往くのは、どんな気持ちなのだろう……」

ジャコスに、ではない(当たり前)。 ※参照 『黄昏のシンセミア』に物凄い勢いでジャスコに行きたがる女の子がいるらしい
大学生である皆神孝介は、夏の長期休暇にアルバイトという名目で叔母に誘われたので、夏期講習で動けない実妹・皆神さくやより先んじて、幼少時から長らく離れていた故郷・御奈神村へと里帰りする。そして記憶に薄ぼんやりと残る村で過ごす中、村の動物が山の獣に襲われるという事件が起こり、叔母の娘・岩永翔子は世話をしている子狐が心配になって夜中に山へと入ってしまった。孝介は無事に彼女に追いつくが、その目の前に現れたのは……なるほど、化け物じゃねーの。

主人公・孝介が実妹にセクハラ発言したり、村の女性を年下から年上まで選り取り見取りしながら、村に残る天女と羽衣の伝説と、生き物を変質させてしまうという神話の薬を追ったり追わなかったりする伝奇モノ。ヒロインがたくさんおり、ルートも非常に多いけれど、あくまでメインは実妹という業の深い主人公。お前のような変態を待っていた――が、選択肢を間違えて化け物にぶっ殺されろ。

無論、言うまでもなく実妹ゲーである。


【キャラクター】 A
無駄にエロい妹がいる。


【システム】 S
フローチャートシステム……完成していたの……!?
前作から引き継いだフローチャートが大幅クオリティアップ。
すべてのADVゲームに、このシステムが導入されていたら便利すぎて泣ける。


【総評】 A+
前作『コンチェルトノート』で好評を博したシナリオ・桐月氏による、あっぷりけの新作。
突出した面白さではなく、安定した完成度が光る、安心と信頼と実績の桐月作品です。
このブランドの作品は、もう即買いしても怖くない。やったね、たえちゃん!爆死しないよ!

感想は、ベタ褒めするシナリオというより、完成度が高いので不満点も少ないシナリオ。
良く言えば安定しており、悪く言えば普通。しかし、“普通だけど面白い”のは重要。
奇を衒って失敗するのが一番最悪なパターンなので、今後もこの路線で進んでほしい。
今年の普通部門ナンバーワン候補。あ、いや、皆神兄妹は世間の常識から乖離しているが!

ところで、自分の妹像は「お兄ちゃん」呼びだったのですが、さくやの影響で「兄さん」もアリだなと認識を改めました。「兄さんはちょっと他人行儀じゃないですかァ?(暗黒微笑)」とか言ってた過去の自分をタイムリープして上書きしたい。『黄昏のシンセミア』は、さくやが無駄にエロくて孝介との馬鹿なやり取りが楽しかったから、もうすべて正しい。おっぱい(結論)。

【感想】 セカンドノベル ~彼女の夏、15分の記憶~(PSP)


「一つだけ言えるのは、『物語』と現実は繋がっているということなんだ。
                                     『死』というキーワードで、ね」



Q. それは、……怖い話……?
A. まさか。
Q. それは、悲しい話……?
A. とんでもない。
Q. それは、……どんな話……?
A. 聞いたプレイヤーが、自分で決めるといい。決して辛い話じゃないんだよ。だからお聞き。

『セカンドノベル ~彼女の夏、15分の記憶~』は2010年7月29日に日本一ソフトウェアより発売されたPSP用ソフトであり、どんな内容かを『うみねこのなく頃に』を例にとって端的に言うと、「記憶を失ったベアトリーチェに偽書(ボトルメール)を何度も書かせて事件の真相を追って行くゲーム」です。

つまり、彩野はヤスってことです。
                            (うみねこ未プレイ者には意味不明な前書き)


【ストーリー】 A
「気づいてあげられなくて、残酷なことして、一緒にいてあげられなくて、ごめんね」

 ・現実の登場人物
 直哉  主人公。23歳。高校時代は彩野とユウイチの友人。再会した彩野の『物語』を追う。
 彩野  5年前に屋上から転落した後遺症で、15分間しか記憶を維持できない。『物語』を語る。
 由加里 国語教師。5年前の事件の際にも勤務しており、彩野のことを気にかけている。
 千秋  夏休みの間、直哉たちの母校をうろついている小学生。可愛い(←私的意見)。


 ・『物語』の登場人物
 アヤノ  彩野がモデル。現実よりも快活で行動的。
 ユウイチ 彩野の幼馴染がモデル。現実では、5年前に学校の屋上から転落死している。
 ユカリ  由加里がモデル。現実と同様、国語教師。
 サクラ  正体不明のオカルト趣味な少女。


5年前の事件からの記憶を失っている彩野が、15分という限られた時間で語る数々の『物語』を、直哉が少しずつカードに書き留め、それを何度も繰り返すことで、事件の真相を追っていくストーリー。主人公・直哉は“物語の最後はハッピーエンドでなければならない”というスタンスであるが、既にユウイチと彩野が5年前に学校の屋上から飛び降りて、前者は死亡、後者は脳に障害を負うという事実は確定しているので、どのようにハッピーエンドな『物語』が語られてもゲロカス妄想でしかない――などと言っては、「心を蔑ろにするんじゃねェ」と叱られてしまおう。愛がなければ視えないんだよ、うん。

戦人、ウィル思考の方は、ようこそ、セカンドノベルの世界へ。
ベルンカステル思考の方は、さようなら、こっちくんな!


【キャラクター】 B
普通。良い意味でも悪い意味でも普通。淡々と普通さが強調されている。
だからこそ、『物語』で語られる非日常がうまく際立っているのかもしれない。
むしろ最近のゲームに普通じゃない登場人物が多すぎる気がしないでもない。
でもアヤノ・ベアトリーチェとサクラ・ベアトリーチェは普通と言えるか絶妙。勿論、褒め言葉さ。


【システム】 A-
彩野が物語を語る → メモる → 彩野が忘れる → メモを見せる → (最初に戻る) を繰り返すという、『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』のカケラ紡ぎみたいなノリを最初から最後まで続ける感じなゲームシステム。一見、非常に面倒臭そうに思えますが、彩野に見せるメモを間違えても特にペナルティは無いので、総当たりしていけば攻略に詰まる事はまずない親切さ。欠点は話の流れがぶつ切りになり、感情移入しにくいところでしょうか。


【総評】 A
数々の『物語』で張られている伏線を読み解いて、自分なりに納得の行く解釈をする考察ゲー。
『うみねこのなく頃に』で“ベアトリーチェのゲーム盤を真に理解した者には、自分でゲーム盤を作ることができる”と言われているが、まさにセカンドノベルも同様であり、“彩野の『物語』を理解した者には、『セカンドノベル』が書ける”という結論(「なるほど、そういうことですか…」と眼鏡をクイッとしながら)。ご都合主義な奇跡が起きて、全員助かってハッピーエンドといった終わり方にしなかったのは好印象。現実がバッドエンドだから、『セカンドノベル』ではハッピーエンドにしてくれってことですね、わかります。

前述した通り、ゲーム性を重視した結果、話の流れが途切れ途切れになって、素直にストーリーを楽しめなかった感もあるけれど、そもそもゲーム性がないとストーリーが成り立たないというジレンマもあるので、これは仕方ないのかな、と思うところ。フローチャートがあれば親切だった等、細かいところで要求点はあれど、全体的に綺麗にまとまっていたので良作認定。

本作の感想とは関係ないけれど、うみねこEP8も似たようなオチになりそうだな!(切実)
プロフィール

みとす@ミトシィ

Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

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