スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【すちぱん!】 第5回 『白光のヴァルーシア』

091125-00.jpg
「文明と運命の果て、それは終着点だ。
 白き死の仮面。それさえも、果てのひとつに過ぎない。
 時に、空覆う人型の鋼鉄ともなろう。
 時に、産声上げる悲しみともなろう。
 時に、明日を望まぬ黒の城にさえ変わる。
 それは、いずれ必ず訪れる。
 ひとの導く罪と過ちの“かたち”だ。」



キャーレオサーン!

スチームパンクシリーズの分岐点で分水嶺で折り返し地点(多分)でもある第四作『白光のヴァルーシア』は物語の核心に迫るための伏線回的な役回りを見事に果たしたと言える作品だったわけですが、とりあえず言いたい事はジェントル・レオが素敵すぎて生きているのが辛い。やだなにあの紳士、超惚れる。チートキャラとか好きすぎる。あとリザさんに罵られたい。

【シナリオ】 A
砂漠の都市で大小様々な黒影やら白き死の仮面の教団やらヨーロッパの秘密結社の巨大機関人形やらが恐怖をデリバリーしてくるけれど、颯爽と現れる巨神が全部薙ぎ払ってくれるよ、でも巨神は少年少女たちを見守ってるんだよ的な、そういう話。よし、大体あってる。

全十一章。プレイ時間は約20時間。ちなみに内5時間は最終章という素敵配分。
従来の三作と異なり、各章で物語視点が変わるため、特定の誰かが主人公という訳でもなく、強いて言うならアスル&クセルの少年少女コンビ――アダルトなシーンは大人連中に全部任せると言わんが如き人物。どこぞのプセール少女を見習えよ!いや、やっぱ見習うな!

シリーズ恒例の登場人物らの独白、葛藤や決意も見所ではあれど、あえて特筆したいのは今回の結社(碩学協会・西インド会社)のポジション。何も分からずに振り回された『蒼天のセレナリア』、姿を見せずに遠方から糸を引いていた『赫炎のインガノック』、直々に裏で暗躍していた『漆黒のシャルノス』に続き、とうとう表舞台で行動を開始した『白光のヴァルーシア』と、徐々に彼らの目的も素性も明らかになり、時代は結社と言っても過言ではない訳です(多分)。まさかの黒幕美少女説と(自分の)テンションが上がる中、しかし結社の幹部は現在時点で半壊状態なので、唯一未登場の幹部であるヴァイスハウプト卿がんばれ。超がんばれ。


【キャラクター】 A
≪万能≫≪鋼鉄姫≫≪機械卿≫ら赫眼の魔人連中がチートすぎて、黄金瞳もアデプトも実は大したことないんじゃないかと錯覚してしまうパワーバランスに対抗するには、とにかく根性論と精神論で突っ走るしかなく、かつてコニーやメアリがそうしたように、アスルとクセルも愛と勇気と希望で諦めずに戦う訳です。ひとの情念は恐怖すら退けて不可能を可能にするんだって多分レオさんも願ってる。
まあ、つまるところ何が言いたいかというと、レオさんは無駄に格好いいなって事です。

余談。カル兄さまについて。

嫁のコニーに婚約解消を突きつけて何してんの糞の価値も無い遅い喚くな喰らうぞと、妄想のマタイオス閣下とギー先生とMが戦闘態勢で待機していたものの、どうやら相変わらず中睦まじい様子でホッと一息(と嫉妬と憤怒)。じゃあどうして婚約破棄したのよ、と考察してみると、悪逆非道の北央帝国に喧嘩を売っている身なので、敵に付け込む隙を与えてしまう弱みを無くしておきたかったとか、そんな理由だろうか。まあコニーが平穏無事なら何でもいいや(思考放棄)。

あと、クセルがカルベルティを「カル兄さま」と呼んだ瞬間に自分の中の憤怒が《機怪》アンフェクシオンでカルを攻撃したのは、また別の物語。どうせ近い将来にシェラにも兄と呼ばせる気だぜこの朴念仁は…!(ぇー)


【システム】 A
フルボイスうめぇ!
今後もフルボイスで頑張って頂けたら万々歳である。
ちょっと奮発して人気男性声優とか起用しようぜ…!(無茶言うな)


【総評】 A
欠片も心配していなかったけれど、相変わらずさすがなクオリティで安心。スチームパンクシリーズが何作で完結するかは分からずとも、とりあえず完結までは毎年購入して追って行きたい所存であるため、購入者側としては、常に安定している作品は素晴らしいなの一言。あとは会報やら特典やらのノベルを掲載した総集編ファンブックを発売してくれたら完璧だ!イッツパーフェクトッ!(無茶振り)

次回は帝国か連合あたりが舞台か。登場人物不足の結社は大丈夫なのか。
もう裏をかいてヴァイスハウプト卿を主人公に据えてしまおうぜ!(ねーよ)

とりあえず、今暫くは「すちぱん!」も続ける気です。
良き青空を!


・ライアーソフト第26弾『白光のヴァルーシア』
http://www.liar.co.jp/val_top.html
・ライアーソフト第24弾『漆黒のシャルノス』
http://www.liar.co.jp/sharnothtop.html
・ライアーソフト第21弾『赫炎のインガノック』
http://www.liar.co.jp/inganock.html
・ライアーソフト第17弾『蒼天のセレナリア』
http://www.liar.co.jp/celetop.html
スポンサーサイト

『白光のヴァルーシア』発売日!

091120.jpg

『装甲悪鬼村正』の途轍もない長さに、最近は今日まで間に合わないのではと深刻な悩みを抱えていたけれど、なんとか昨晩の23時30分にクリアすることができたので、何の憂いもなく本日発売の『白光のヴァルーシア』に移行できるというものです。というわけで、帰りにソフマップで予約していたブツを受け取って帰宅→即インストールの連続コンボ。行くぞ、機械卿。なんかそれっぽい陰謀の貯蔵は十分か――!

『装甲悪鬼村正』の感想はヴァルーシアをクリアしてからな!

【すちぱん!】 第4回 『漆黒のシャルノス』

shar_ban.png

ふと気がつけば『白光のヴァルーシア』発売週であり、これが意味するところは英雄編を終えて復讐編真っ只中である『装甲悪鬼村正』を残り数日以内にクリアせねば「 残 念 だ っ た な!」と某エージェントに鏖殺されること請け合いなため、あらゆる時間を村正プレイに変えて、パラケルススを嘲笑ってみせるとしたい。だがお前の声は届かない。 残 念(以下略)!

・ライアーソフト第24弾『漆黒のシャルノス』
http://www.liar.co.jp/sharnothtop.html

そんなわけで、第四回は前作『漆黒のシャルノス』の紹介を兼ねた感想に洒落込む――と見せかけて、そこらは昨年のクリア後にハッスルして書いた覚えがあるため、細かいことは三百六十日ほど昔の自分に押し付けて、今回はメアリとMの周囲が嫉妬する超弩級ラブラブっぷりについて語りたいと思います。ええ、嘘です。 (以下略)!

発売前、メアリの「主人公にしてヒロイン」、Mの「もうひとりの主人公」という紹介文から、(そうか、物語の視点はメアリで進行しつつも、Mがヒーロー的な登場とともにメアリをお姫様だっこで救い出し、晴れて二人はキャッキャウフフというわけだ、なるほどね……)と、深窓のお嬢様と黒の組織臭がする男との禁断のラブストーリーを期待した自分だったが、本編をプレイしてそのふざけた幻想(キャッキャウフフ)はぶち殺されることになった

誰一人いない世界・シャルノスで来るとも知れない王子様・メアリを待つお姫様・M。
そう、Mは「もうひとりの主人公」ではなく、「もうひとりのヒロイン」だったのだ。

男ヒロイン…っ!まごうことなき男ヒロイン…っ!もはや公式…っ! 残 念 で な い!
そして、メアリさんは「主人公にしてヒロイン」ではなく、そこらの作品の男主人公よりも漢気のある「主人公にして主人公」であった。男日照りな上、同性の親友Sさんにポルシオンも真っ青な太陽の如き熱視線でお慕い申し上げられているメアリさんには涙を禁じえない。しかし件のシャーリィさんに罪はない。周囲の少年連中より漢気溢れるメアリさんが幼馴染であったのが元凶であるからにして、むしろ幼かった親友を救済しつつも修羅道に堕としたメアリさんこそが罪である。然り、正義は罪なのだと装甲悪鬼村正でも説かれていた。そうだね、意味が全然違うね。それでも、ボカァそんなメアリさんがキャッキャウフフです。

ともあれ、結局何を言いたかったのか要約すると、前情報から勝手にキャッキャウフフな展開を期待すると、その想像の斜め上のレベルでキャッキャウフフな展開が待ち受けているのである。即ち、今週末の『白光のヴァルーシア』においても、アナ姉さんとカシムの姉弟キャッキャウフフや、レオとリザの主従キャッキャウフフを期待すると手痛いしっぺ返しを喰う可能性がある。……ええと、例えばランドルフとシャルルの禁断キャッキャウフフ…とか?(ねぇよ)


さて、だんだんと「キャッキャウフフ」がゲシュタルト崩壊して、セレナリアに存在する固有名詞(おそらく“ふるきもの”とかそんな部類であろう)のように錯覚してきたので、11月20日(金)を心待ちにしつつ筆を置きたい。というか、それまでに村正をクリアしないと電磁抜刀でエンディングである。助けてギー先生。

良き青空を!


・ライアーソフト第26弾『白光のヴァルーシア』
http://www.liar.co.jp/val_top.html
・ライアーソフト第21弾『赫炎のインガノック』
http://www.liar.co.jp/inganock.html
・ライアーソフト第17弾『蒼天のセレナリア』
http://www.liar.co.jp/celetop.html

【すちぱん!】 第3回 『赫炎のインガノック』

ing_ban.png
「けれど、どうやら。装甲悪鬼の“超速スキップ”は超速ではない。」


ニトロプラスの『装甲悪鬼村正』が長すぎてヴァルーシア発売日の11月20日(金)(←重要)までにクリアできるか不安になってきたので、ひとまず善悪相殺は脇に置いてスチームパンクシリーズ布教を書き進めたい。――おお、おお、素晴らしきかな。『白光のヴァルーシア』発売2週間前である。現在時刻を記録せよ。クロック・クラック・クローム! 以下省略!

・ライアーソフト第21弾『赫炎のインガノック』
http://www.liar.co.jp/inganock.html

第三回は前々作『赫炎のインガノック』について。
――と言うより、主にギー先生について言及したい。

ギー先生と言えば、≪異形都市インガノック≫の病気を患った人々に手を差し伸べる致命的な程にお人好しでお節介焼きな巡回医、けれど私生活は不養生、という医者キャラにありがちな特性を有する萌え萌えキュンなクール主人公だが、やはり彼を語るのに外せないのはギー先生専用≪奇械≫ポルシオン。ギー先生とポルシオンさんマジぱねぇっす。

異形都市に出没する化け物(クリッター)らを殲滅する際の、ギー先生の「遅い。喚くな。」のお決まり台詞から始まるポルシオンさんによる一方的なワンサイドゲーム(テンプレ仕様)は、例えるなら水戸黄門の印籠、笑ゥせぇるすまんの指差し、赤ずきんチャチャのマジカルチェンジ、玄奘三蔵の魔戒天浄etc…といった、いわゆるお約束である。チートとも言う。

いろいろと例を挙げたが、最もイメージし易い、というかまんまな先達の作品がある。
インガノックの初回プレイ時、「そのとき、自分の海馬に電流走る…っ!」と記憶を辿った。
そして、………俺は、……知る。(右代宮戦人風)



 こ れ だ 。

決まり文句&BGM。幾パターンの最強攻撃。相手は死ぬ。
『赫炎のインガノック』『FF;U』ともに、この三拍子が見事に揃っている!
『蒼天のセレナリア』の飛空挺にハートが震えたのと同様に、『赫炎のインガノック』のギー先生&ポルシオンに心奪われたのは、やはり自分の幼少時からのファイナルファンタジー魂が揺さ振られたからに違いない。真実は常にひとつ。ラピュタは本当にあったんだ。ただ共通点がそこに存在するだけで、自分はこの程度のこじつけが可能です。如何でしょうか? 皆様方ッ!

本当にギー先生だけの話に終始したけれど、自分はインガノックが初めてのスチームパンクシリーズだったので、インガノックは導入作品としてプレイしてみるのもお勧めです。キーアかわいいよアティ。一番はギー先生だけどな!

良き青空を!


……あああ、しおりセット欲しいけど、明日は一日中文化祭の準備だよ、ギー。

・ライアーソフト第26弾『白光のヴァルーシア』
http://www.liar.co.jp/val_top.html
・ライアーソフト第24弾『漆黒のシャルノス』
http://www.liar.co.jp/sharnothtop.html
・ライアーソフト第17弾『蒼天のセレナリア』
http://www.liar.co.jp/celetop.html

【感想】 コミュ-黒い竜と優しい王国-



  「敵は殺す。敵でなくても邪魔なら殺す。
   どちらにしても暁人は殺す」       比奈織カゴメ/“魔女”
  「俺、まったく関係ねーよ!」        瑞和暁人/“道化”
  「仲間じゃないの?」             竹河紅緒/“正義の味方”
  「吐き気がするほど青春臭い」       柚花真雪/“うそつき”
  「早く帰りたいよねえ」            春日部春/“偽メイド”
  「ドジ踏みやがったら殺すぞ」        伊沢萩/“チンピラ”

   道化と魔女と4人の仲間《コミュ》の、長い旅が始まる。
   ――さあ、今夜のおとぎ話をはじめよう。



『るいは智を呼ぶ』製作陣による期待の新作。半年振りの日野亘ワールドへようこそようこ!
「相変わらず、さすがです」な読み手を取捨選択する癖っ気文章に加え、今回はジャンルすら人を千切っては投げる中二設定全開の召喚獣バトル系なため、とりあえず前作を楽しめた人から門を叩かないと心不全による集団死は必至。――まずは“るい智”。話はそれからだ、道化。


【シナリオ】 A-
「なんか見知らぬ四人と勝手に命を繋がされて、召喚獣を破壊されたら死ぬ件について」

この手のジャンルにおける王道、“唐突に意味不な超能力を与えられて、日常から非日常に強制シフト”から始まり、仲間と喧嘩したり和解したりと絆を深めながら危機を乗り越えつつ、とりあえず敵っぽい何かを打ち破れればいいな、というストーリー。よし、大体あってる。

共通ルート⇒挿入ムービー⇒個別ルート×5という前作同様の分かりやすい構成で、総プレイ時間が30時間弱とボリューム増し増しなのは万々歳だが(長すぎるのは勘弁)、どのシナリオも中途半端に広く浅く、風呂敷を広げすぎて畳みきれずに終わった感が否めない。紅緒さんは胸と同様に見せ場が足りないためウザキャラと化し(自分は紅緒のような初心な性格と慎ましい胸は大好物である)、まゆまゆは最後の展開は盛り上がりつつもコミュネット関係は何ら進展しておらず(自分はロリコンではないが、真雪のような容姿のキャラクターは大好物である)、アヤヤはどうでもいいし(ひでぇ)、カゴメさんは「俺たちの戦いはこれからだ!」。

副島さんシナリオのGIG編のように、カエサル編・ラウンド編・機構編と明確に分類したほうが好印象だった気がする。紅緒さんシナリオがカエサル編なのかもしれないが、最終章でも同じ展開を繰り返したので板胸の存在価値が問われ……いや、板胸自体には需要がある、主に俺得的な意味で。シナリオが無かったラウンドのこと、時々でいいから思い出して下さい。

全体的に非常に面白かったが、投げっぱなしジャーマンが気になる内容だった。


【キャラクター】 A
『桜吹雪~略~』でも述べたように、日野亘ワールドは登場人物で出来ている。
キャラがいいのだから、バビロン・コミュの人間だけでも、もう少し掘り下げてくれよ…!

主人公の瑞和暁人はフェミニストの皮を被った女好きのお人好しで、日野亘ワールドの主人公としては珍しい、ボケとツッコミの両刀使い。それでも、やはりツッコミの比重の方が大きい気がする。言動も立ち位置も中途半端なので、あんまり好かれないかもしれない。やっぱ智ちんには勝てないな。智ちん可愛いよ智ちん。

カゴメは開始1秒で正体の予想がつくサプライズ(がない)チートキャラで、紅緒はお嬢様学校の生徒というステータスを有しながら、何故か制服姿の立ち絵が無いという、胸はそのままでも出番が欲しかった不憫な娘。真雪と密、伊沢は見せ場も私生活も掘り下げられてて十分。お春さんは……まあ、いいや(ぇー)。


【システム】 A
一度読んだシナリオに何時でも飛べるシナリオセレクトは大変助かる。
演出・音楽・声優は相変わらずの高水準で大満足である。


【総評】 A-
るい智が“狭く深いシナリオ”であるなら、コミュは“広く浅いシナリオ”。
コミュも全体的に面白かったけれど、クリア後の満足感や爽快感がるい智の方が上だったのは、るい智が綺麗にまとめたのに比べてコミュは読み手の想像に任せた感があったからか。話の土台が悪くないだけに勿体無い印象が拭えない。まあ、相変わらずキャラの掛け合いやギャグは普通に面白いので、日野亘ワールドが好きな人は十分に楽しめるであろう良作一歩手前の作品といったところ。良い意味で言うなら安定しているので、今後の作品に期待したい。
プロフィール

みとす@ミトシィ

Author:みとす@ミトシィ
生後二年から様々なゲームを節操無くプレイし続け、どこに出しても恥ずかしいゲーマーとなった社会人。救いようのないエロゲマイスターだと近所の奥様方の間では評判。

Twitter
絶賛応援中
『シルヴァリオ トリニティ』応援中!
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
巡回サイト
バナー
『ef - a fairy tale of the two.』応援中です!当サイトのバナーです。
(C)KADOKAWA/HOBIBOX/ blank-note
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。