【すちぱん!】 第4回 『漆黒のシャルノス』

ふと気がつけば『白光のヴァルーシア』発売週であり、これが意味するところは英雄編を終えて復讐編真っ只中である『装甲悪鬼村正』を残り数日以内にクリアせねば「 残 念 だ っ た な!」と某エージェントに鏖殺されること請け合いなため、あらゆる時間を村正プレイに変えて、パラケルススを嘲笑ってみせるとしたい。だがお前の声は届かない。 残 念(以下略)!
・ライアーソフト第24弾『漆黒のシャルノス』
http://www.liar.co.jp/sharnothtop.html
そんなわけで、第四回は前作『漆黒のシャルノス』の紹介を兼ねた感想に洒落込む――と見せかけて、そこらは昨年のクリア後にハッスルして書いた覚えがあるため、細かいことは三百六十日ほど昔の自分に押し付けて、今回はメアリとMの周囲が嫉妬する超弩級ラブラブっぷりについて語りたいと思います。ええ、嘘です。 残(以下略)!
発売前、メアリの「主人公にしてヒロイン」、Mの「もうひとりの主人公」という紹介文から、(そうか、物語の視点はメアリで進行しつつも、Mがヒーロー的な登場とともにメアリをお姫様だっこで救い出し、晴れて二人はキャッキャウフフというわけだ、なるほどね……)と、深窓のお嬢様と黒の組織臭がする男との禁断のラブストーリーを期待した自分だったが、本編をプレイしてそのふざけた幻想(キャッキャウフフ)はぶち殺されることになった。
誰一人いない世界・シャルノスで来るとも知れない王子様・メアリを待つお姫様・M。
そう、Mは「もうひとりの主人公」ではなく、「もうひとりのヒロイン」だったのだ。
男ヒロイン…っ!まごうことなき男ヒロイン…っ!もはや公式…っ! 残 念 で な い!
そして、メアリさんは「主人公にしてヒロイン」ではなく、そこらの作品の男主人公よりも漢気のある「主人公にして主人公」であった。男日照りな上、同性の親友Sさんにポルシオンも真っ青な太陽の如き熱視線でお慕い申し上げられているメアリさんには涙を禁じえない。しかし件のシャーリィさんに罪はない。周囲の少年連中より漢気溢れるメアリさんが幼馴染であったのが元凶であるからにして、むしろ幼かった親友を救済しつつも修羅道に堕としたメアリさんこそが罪である。然り、正義は罪なのだと装甲悪鬼村正でも説かれていた。そうだね、意味が全然違うね。それでも、ボカァそんなメアリさんがキャッキャウフフです。
ともあれ、結局何を言いたかったのか要約すると、前情報から勝手にキャッキャウフフな展開を期待すると、その想像の斜め上のレベルでキャッキャウフフな展開が待ち受けているのである。即ち、今週末の『白光のヴァルーシア』においても、アナ姉さんとカシムの姉弟キャッキャウフフや、レオとリザの主従キャッキャウフフを期待すると手痛いしっぺ返しを喰う可能性がある。……ええと、例えばランドルフとシャルルの禁断キャッキャウフフ…とか?(ねぇよ)
さて、だんだんと「キャッキャウフフ」がゲシュタルト崩壊して、セレナリアに存在する固有名詞(おそらく“ふるきもの”とかそんな部類であろう)のように錯覚してきたので、11月20日(金)を心待ちにしつつ筆を置きたい。というか、それまでに村正をクリアしないと電磁抜刀でエンディングである。助けてギー先生。
良き青空を!
・ライアーソフト第26弾『白光のヴァルーシア』
http://www.liar.co.jp/val_top.html
・ライアーソフト第21弾『赫炎のインガノック』
http://www.liar.co.jp/inganock.html
・ライアーソフト第17弾『蒼天のセレナリア』
http://www.liar.co.jp/celetop.html
【すちぱん!】 第3回 『赫炎のインガノック』

「けれど、どうやら。装甲悪鬼の“超速スキップ”は超速ではない。」
ニトロプラスの『装甲悪鬼村正』が長すぎてヴァルーシア発売日の11月20日(金)(←重要)までにクリアできるか不安になってきたので、ひとまず善悪相殺は脇に置いてスチームパンクシリーズ布教を書き進めたい。――おお、おお、素晴らしきかな。『白光のヴァルーシア』発売2週間前である。現在時刻を記録せよ。クロック・クラック・クローム! 以下省略!
・ライアーソフト第21弾『赫炎のインガノック』
http://www.liar.co.jp/inganock.html
第三回は前々作『赫炎のインガノック』について。
――と言うより、主にギー先生について言及したい。
ギー先生と言えば、≪異形都市インガノック≫の病気を患った人々に手を差し伸べる致命的な程にお人好しでお節介焼きな巡回医、けれど私生活は不養生、という医者キャラにありがちな特性を有する萌え萌えキュンなクール主人公だが、やはり彼を語るのに外せないのはギー先生専用≪奇械≫ポルシオン。ギー先生とポルシオンさんマジぱねぇっす。
異形都市に出没する化け物(クリッター)らを殲滅する際の、ギー先生の「遅い。喚くな。」のお決まり台詞から始まるポルシオンさんによる一方的なワンサイドゲーム(テンプレ仕様)は、例えるなら水戸黄門の印籠、笑ゥせぇるすまんの指差し、赤ずきんチャチャのマジカルチェンジ、玄奘三蔵の魔戒天浄etc…といった、いわゆるお約束である。チートとも言う。
いろいろと例を挙げたが、最もイメージし易い、というかまんまな先達の作品がある。
インガノックの初回プレイ時、「そのとき、自分の海馬に電流走る…っ!」と記憶を辿った。
そして、………俺は、……知る。(右代宮戦人風)
こ れ だ 。
決まり文句&BGM。幾パターンの最強攻撃。相手は死ぬ。
『赫炎のインガノック』『FF;U』ともに、この三拍子が見事に揃っている!
『蒼天のセレナリア』の飛空挺にハートが震えたのと同様に、『赫炎のインガノック』のギー先生&ポルシオンに心奪われたのは、やはり自分の幼少時からのファイナルファンタジー魂が揺さ振られたからに違いない。真実は常にひとつ。ラピュタは本当にあったんだ。ただ共通点がそこに存在するだけで、自分はこの程度のこじつけが可能です。如何でしょうか? 皆様方ッ!
本当にギー先生だけの話に終始したけれど、自分はインガノックが初めてのスチームパンクシリーズだったので、インガノックは導入作品としてプレイしてみるのもお勧めです。キーアかわいいよアティ。一番はギー先生だけどな!
良き青空を!
……あああ、しおりセット欲しいけど、明日は一日中文化祭の準備だよ、ギー。
・ライアーソフト第26弾『白光のヴァルーシア』
http://www.liar.co.jp/val_top.html
・ライアーソフト第24弾『漆黒のシャルノス』
http://www.liar.co.jp/sharnothtop.html
・ライアーソフト第17弾『蒼天のセレナリア』
http://www.liar.co.jp/celetop.html
【感想】 コミュ-黒い竜と優しい王国-
「敵は殺す。敵でなくても邪魔なら殺す。
どちらにしても暁人は殺す」 比奈織カゴメ/“魔女”
「俺、まったく関係ねーよ!」 瑞和暁人/“道化”
「仲間じゃないの?」 竹河紅緒/“正義の味方”
「吐き気がするほど青春臭い」 柚花真雪/“うそつき”
「早く帰りたいよねえ」 春日部春/“偽メイド”
「ドジ踏みやがったら殺すぞ」 伊沢萩/“チンピラ”
道化と魔女と4人の仲間《コミュ》の、長い旅が始まる。
――さあ、今夜のおとぎ話をはじめよう。
『るいは智を呼ぶ』製作陣による期待の新作。半年振りの日野亘ワールドへようこそようこ!
「相変わらず、さすがです」な読み手を取捨選択する癖っ気文章に加え、今回はジャンルすら人を千切っては投げる中二設定全開の召喚獣バトル系なため、とりあえず前作を楽しめた人から門を叩かないと心不全による集団死は必至。――まずは“るい智”。話はそれからだ、道化。
【シナリオ】 A-
「なんか見知らぬ四人と勝手に命を繋がされて、召喚獣を破壊されたら死ぬ件について」
この手のジャンルにおける王道、“唐突に意味不な超能力を与えられて、日常から非日常に強制シフト”から始まり、仲間と喧嘩したり和解したりと絆を深めながら危機を乗り越えつつ、とりあえず敵っぽい何かを打ち破れればいいな、というストーリー。よし、大体あってる。
共通ルート⇒挿入ムービー⇒個別ルート×5という前作同様の分かりやすい構成で、総プレイ時間が30時間弱とボリューム増し増しなのは万々歳だが(長すぎるのは勘弁)、どのシナリオも中途半端に広く浅く、風呂敷を広げすぎて畳みきれずに終わった感が否めない。紅緒さんは胸と同様に見せ場が足りないためウザキャラと化し(自分は紅緒のような初心な性格と慎ましい胸は大好物である)、まゆまゆは最後の展開は盛り上がりつつもコミュネット関係は何ら進展しておらず(自分はロリコンではないが、真雪のような容姿のキャラクターは大好物である)、アヤヤはどうでもいいし(ひでぇ)、カゴメさんは「俺たちの戦いはこれからだ!」。
副島さんシナリオのGIG編のように、カエサル編・ラウンド編・機構編と明確に分類したほうが好印象だった気がする。紅緒さんシナリオがカエサル編なのかもしれないが、最終章でも同じ展開を繰り返したので板胸の存在価値が問われ……いや、板胸自体には需要がある、主に俺得的な意味で。シナリオが無かったラウンドのこと、時々でいいから思い出して下さい。
全体的に非常に面白かったが、投げっぱなしジャーマンが気になる内容だった。
【キャラクター】 A
『桜吹雪〜略〜』でも述べたように、日野亘ワールドは登場人物で出来ている。
キャラがいいのだから、バビロン・コミュの人間だけでも、もう少し掘り下げてくれよ…!
主人公の瑞和暁人はフェミニストの皮を被った女好きのお人好しで、日野亘ワールドの主人公としては珍しい、ボケとツッコミの両刀使い。それでも、やはりツッコミの比重の方が大きい気がする。言動も立ち位置も中途半端なので、あんまり好かれないかもしれない。やっぱ智ちんには勝てないな。智ちん可愛いよ智ちん。
カゴメは開始1秒で正体の予想がつくサプライズ(がない)チートキャラで、紅緒はお嬢様学校の生徒というステータスを有しながら、何故か制服姿の立ち絵が無いという、胸はそのままでも出番が欲しかった不憫な娘。真雪と密、伊沢は見せ場も私生活も掘り下げられてて十分。お春さんは……まあ、いいや(ぇー)。
【システム】 A
一度読んだシナリオに何時でも飛べるシナリオセレクトは大変助かる。
演出・音楽・声優は相変わらずの高水準で大満足である。
【総評】 A-
るい智が“狭く深いシナリオ”であるなら、コミュは“広く浅いシナリオ”。
コミュも全体的に面白かったけれど、クリア後の満足感や爽快感がるい智の方が上だったのは、るい智が綺麗にまとめたのに比べてコミュは読み手の想像に任せた感があったからか。話の土台が悪くないだけに勿体無い印象が拭えない。まあ、相変わらずキャラの掛け合いやギャグは普通に面白いので、日野亘ワールドが好きな人は十分に楽しめるであろう良作一歩手前の作品といったところ。良い意味で言うなら安定しているので、今後の作品に期待したい。
ドラマCDひまわり発売日決定!我が軍の勝利だ!

・ドラマCDひまわり 第一章「アリエス」前編/後編 発売日決定
http://www.hobirecords.com/himawari/
ドラマCDひまわり 第一章「アリエス」前編/後編
第一章「アリエス編」を、前編CD3枚、後編CD3枚の計6枚で完全再現。
■発売日 :2010年1月22日(金)
■価格 :【前編】定価3,570円(税込) / 3,400円(税抜)
【後編】定価3,570円(税込) / 3,400円(税抜)
おお、おお、素晴らしきかな。ドラマCDひまわり発売日決定である。
現在時刻を記録せよ。クロック・クラック・クローム!
貴様の望んだ“その時”だ! ロリコンよ、震えるがいい!
第一章の発売日は今や盲目の生贄の前に!
遍く者は見るがよい、これこそ、我が愛の終焉である。
黄金螺旋階段の果てに! 我が夢、アクアへの愛のかたちあり!
「第一章『アリエス』前編/後編」
……なんだ。アクア編じゃないのか。
一日千秋の想いで待ったドラマCDひまわりの発売日決定! 1月22日! 大勝利!
しかも同発売日の分割販売で7140円! ヤベェ! 超安い! 超お買い得!(←末期信者)
今から1月22日に向けて予告編でイメージトレーニングせざるにはいられないな(キリッ)。
・ひまわりDC:仮
http://blank-note.sakura.ne.jp/
ドラマCDのこと……なの……か?
これで続編とかだったら嬉しすぎてばんじゃいしちゃうゾ?
【追記】
ひまわりDramaCdの略だったようです。





